AWA@TELL まいにち

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お前の一言は、だめ。ぷく。

2019年12月07日 | ぷくの思い
高校生のぷく。

お昼ご飯は、学校の食堂でも食べられるのですが、お金もかかるし、並ばなきゃいけないし、そんなで、お父ちゃんが弁当を作ります。

冷凍食品のおかげで、下の段にご飯を詰めて、ふりかけやら梅干しやら。お父ちゃんの気分が乗ったら、チャーハンを作ったり、キーマカレーを注いでその上にご飯を盛ったり。このカレー、結構評判がいいんですよ。
 
で、上の段はおかず。

普段はシリコンカップ3つと隙間を埋める一品。冷凍食品と、準備していたものと、野菜と、ゆで卵、というのが定番。

でも、なんか、お父ちゃんに時間があるとか、今日はテスト、とか、まあ、そういうときには、気張った料理を作ります。ただ、量が多くなるので、そういう時には、アルミホイルで包んで入れます。

ハムエッグにチーズをのせるとか、タッカルビとか、焼き肉とか、焼き鳥とか、ハンバーグとか。

お父ちゃんは出勤前に一生懸命やっているのですが、

作っているときや、作り終わってから、部屋をゆっくり出てくるぷく。それだけでも腹が立つのに、

お父ちゃんの逆鱗に触れる一言を言うことがあります。

その一つは、

今日の弁当は、手作り?

冷凍食品が入ってないよな、という確認の一言。腹が立ちます。

もう一つは、

今日のおかずはいいやつ?

自分の好きなものが入っているだろうな、という確認。しかもそれは手作りが前提。


あのな、お父ちゃんは、お前の起きる一時間以上前に起きて弁当を作っているんだよ。手作りなんだよ、冷凍食品であっても。

お前さ、彼女や奥さんに弁当作ってもらおうとか思うなよ。上の二つは、言っちゃダメなフレーズだ。自分で作れ。お父ちゃんができることはおまえにもできるはず。


でな、そういってな、「てづくり」で「いいやつ」のときには、帰ったら必ずお父ちゃんに「おいしかった」というのだ。

晩御飯のときに、「今日の弁当どうだったよ?」と聞いても、「あ?何が入ってたっけ」だとな、もう同じものは入らないのだ。


もう一度言う。感謝するんだよ。

感謝の言葉だけでなく、お父ちゃんの方や背中や腰をもめ。弁当箱を自分で洗え。

「揉まない、洗わない、お礼を言わない」なんてありえない。
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