AWA@TELL まいにち

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ちょっと息抜き

2017年03月09日 | 出張 de ごめんなさい
今日も日帰りで東京出張。

用務は午後なので、午前は名古屋で書類でも書こうかと思ったのですが、

美術館、博物館をはしごしようと思い立ち、

7時台の新幹線で東京へ。

今回は、冒頭の写真、国立新美術館でミュシャ展。



そして、江戸東京博物館で、



と、



かなり急ぎました。

ミュシャの方は、Webでチケット買っておけばよかったんですが、当日券なので券売所の行列に参加。

草間彌生展もやっていたのですが、こちらは諦めて、ミュシャ。

国外に出されるのは初めてという作品もあり、いやが上にも気分は高揚するのですが、

圧倒されました。息を飲むというか、ミュシャの世界に入り込む心地よさというか、

そんな幸せな気持ちの中、馴染みのある作品も見つつ、時間が過ごせました。

もうため息しか出ない。よかった。


出口がえらく混んでると思ったら、図録などを買う人の行列。案内の方に尋ねたら、図録だけなら他のミュージアムショップにもあるということで、1階のショップで購入。

並ぶ必要もなく、? な気分。

でも、いい美術館ですね、作品を損なわない展示室の広さは、とてもいいと思います。

当日券売り場、六本木駅からのルートにある券売所は行列でしたが、乃木坂駅の方は、誰もいない感じでした。こっちからくればよかった。



それから、江戸東京博物館。

こちらの展示も、とても見応えがありました。

こういうの好きだから、東京にいたら破産しかねないな、と思いつつ見て歩きました。

一般展示の中で行われていた、戦時下のこどもたち展、図録はなかったのですが、展示が具体的な子供に名前でまとめてあり、疎開先からに手紙や成績表や、軍需工場での作業簿、日記に至るまで、実名で見ていくというところに、一般化しない、リアルさがあったのが印象的でした。

日記を見ると、今の子供達の日記と同じで、社会的な事件に対して、「僕たちはしっかりやっていこうと思いました」みたいなまとめがあって、内容こそ空襲下の話だったりするのですが、興味深く見ていました。

毎月のように罹災証明を受けた方の書類であったり、配給切符、当時の生活がとてもわかりやすくまとめてありました。

初めて知ったことは、学童疎開について。

国公立の学校や、盲学校などでは、自分たちで疎開先を見つけなければならなかったという説明があり、当時の先生方、保護者の心労を思いました。

いつもの東京出張は、時間ギリギリに来て、終わるとすぐに名古屋に戻っていますが、

今回は見たい展示が重なったので、早めに来て見ることができました。

ミュシャはよかった。

子どもたちにも見せてやりたいなあ。
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