二宮忠八という人がいました。
毎日新聞の四国ミュージアム回廊という記事に4回連載された記事をごらんいただくとどのような人かはお分かりいただけると思います。
「飛行機発明の父」とされている人物です。
記事にあるように、普通、「飛行機発明」といえばライト兄弟やオットーリリエンタールなどの名前が出てきます。
戦前の教科書にも、二宮忠八の名前が出てくるのです。
ですから、知らなかったわけではありません。
以前、ジャニーズの誰かが主人公でドラマにもなりましたよね。
いやね、戦前の教科書で、僕が引っかかるのは、教科書の中で登場する仕方です。
朝鮮総督府の編纂した教科書、1933年の初版本には二宮忠八の名前はありません。1937年に部分的に改訂された中で「飛行機」というタイトルの教材の中に突如、二宮忠八の名前が現れるのです。
日中戦争が始まってからのことで、国威発揚の意図が見えてなりません。
こればかりは、日本語教育的な視点での改訂理由が見つからなかったことを思い出します。
四国にいたときに見に行っていればよかったと今回の連載記事を見て思いました。
毎日新聞の四国ミュージアム回廊という記事に4回連載された記事をごらんいただくとどのような人かはお分かりいただけると思います。
「飛行機発明の父」とされている人物です。
記事にあるように、普通、「飛行機発明」といえばライト兄弟やオットーリリエンタールなどの名前が出てきます。
戦前の教科書にも、二宮忠八の名前が出てくるのです。
ですから、知らなかったわけではありません。
以前、ジャニーズの誰かが主人公でドラマにもなりましたよね。
いやね、戦前の教科書で、僕が引っかかるのは、教科書の中で登場する仕方です。
朝鮮総督府の編纂した教科書、1933年の初版本には二宮忠八の名前はありません。1937年に部分的に改訂された中で「飛行機」というタイトルの教材の中に突如、二宮忠八の名前が現れるのです。
日中戦争が始まってからのことで、国威発揚の意図が見えてなりません。
こればかりは、日本語教育的な視点での改訂理由が見つからなかったことを思い出します。
四国にいたときに見に行っていればよかったと今回の連載記事を見て思いました。