藍場浜公園で、「山と木と緑のフェア2006・第19回WOODわくわく祭」がありました。午前中に息子を、午後は娘を連れて行きました。うす曇で、あんまり広報もされていなかったのか、人が少なくて、ゆっくり木工製品などを見ることができました。
さて、会場の片隅に徳島県産の木で作ったのでしょう、大きな蒸気機関車の形の遊具と、バスの形の遊具が置かれていました。子どもたちがしがみついて載って遊んでいました。
午前中、息子を連れて行ったときのことです。
某国の民族衣装を着た人たちが会場に来ていらっしゃったのですよ。カラフルな装いで、良いなあと見ていたときのこと、そばでお孫さんを叱っていた女性が口にした言葉がタイトル。
ほら、誰をさらおうかと探しているよ。悪い子は連れて行かれるよ。
一瞬、この耳を疑いました。
そして失礼ではあるのでしょうが、その女性の顔をまじまじと見てしまいました。
叱られていたお孫さんはちょっと引きつって民族衣装を着ている人たちを注視していました。
あのお孫さん、トラウマにならなきゃ良いけど。
それにしても、なんかね、徳島という土地の国際感覚が如実に出た瞬間だったような気がします。
あれは、「しつけ」じゃないですよ。
なんかね、徳島大学留学生センターが「地域の国際化」というのを目標の一つにしているわけなんですけどね、ゴールは遠いですな。
少なくとも、あの5歳くらいのお孫さんに今日の出来事が強烈な思い出になってしまっていたら、まだ70年くらいかかるのかしら?
あーやだ。
さて、会場の片隅に徳島県産の木で作ったのでしょう、大きな蒸気機関車の形の遊具と、バスの形の遊具が置かれていました。子どもたちがしがみついて載って遊んでいました。
午前中、息子を連れて行ったときのことです。
某国の民族衣装を着た人たちが会場に来ていらっしゃったのですよ。カラフルな装いで、良いなあと見ていたときのこと、そばでお孫さんを叱っていた女性が口にした言葉がタイトル。
ほら、誰をさらおうかと探しているよ。悪い子は連れて行かれるよ。
一瞬、この耳を疑いました。
そして失礼ではあるのでしょうが、その女性の顔をまじまじと見てしまいました。
叱られていたお孫さんはちょっと引きつって民族衣装を着ている人たちを注視していました。
あのお孫さん、トラウマにならなきゃ良いけど。
それにしても、なんかね、徳島という土地の国際感覚が如実に出た瞬間だったような気がします。
あれは、「しつけ」じゃないですよ。
なんかね、徳島大学留学生センターが「地域の国際化」というのを目標の一つにしているわけなんですけどね、ゴールは遠いですな。
少なくとも、あの5歳くらいのお孫さんに今日の出来事が強烈な思い出になってしまっていたら、まだ70年くらいかかるのかしら?
あーやだ。
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目撃された光景、おっしゃるとおり耳を疑いたくなりますね。留学生センターで日々、地域の国際化のために尽力されている立場からのお気持ち、拝察します。その人の場合、国際感覚以前に、他者とのかかわり方に根本的な問題があるような気もします。
私の場合、このような排他性あるいは排異性を、欧州大都市で感じました。昔から人の行き来が活発で、また人権を何より重視する(はずの)ところですから、表面的には国際化されているのですが、ご覧になったような光景はそこでも十分にありえることですし、なにより、人びとの心の奥底ではもしかしたら日本のどこよりも閉鎖的かもしれません。
そのようなところでも、表面上にとどまらず、心から異者を受け入れようと活動する人たちがいて、私も一留学生としてずいぶん助けられました。冷静な目で見れば砂漠に水をまくようなものなのかもしれませんが、それに潤される心も、そこから育つ芽もあります。徳島でも同じことだと信じています。
書き込みありがとうございます。
おっしゃるとおり、心から受け入れようと活動する人たちも少なからずいらっしゃるのです。
難点なのは、色々な交流活動を行っても、いつもおいでになる方が同じ、という状況を招きやすいことでしょうか。
少しずつでも変わることを期待してやっていこうと思います。
確かに、どこにもあることなのでしょう。
なんか、子どものしつけというか、そういう部分に民族蔑視というか、そういうものを利用している場面を見たのがショックだったのです。
視覚的に異なるものを異であると感じるのは仕方ない部分もあると思いますが、どこから「異」と感じるかは、なれというか、教育というか、そういう力が大きいと思うんですよね。
大切な書類の締め切りですよね。
実は、下書きチェックの締め切りの日にすでに清書版を提出してしまっています。先々週のほうが、確実に先週や今週よりも時間があると思ったからです。新蔵から常三島に提出しに行くのは結構大変です。何か忘れ物をしたら、また取りに行かなくちゃ行けませんから。
いい結果が出ると良いですね。
この女性の言葉、お孫さんの心のケアも気になりますが、民族衣装の人たちに聞こえてなかったらいいなと心配になりました。
私自身、フランスにいた時は、男の子(白人)と歩いていたら、酔っぱらいのおじさん(白人)に「この女とは子供を作ってはいかん!恥をしれ!フランス万歳!」とからまれたり、怪我をして救急車で運ばれたときは、医師が、「この患者はフランス語がわからなさそうだから、説明なしでもいいか」と何も聞かずに治療を始めたり(そのせいで軽い障害が残ってしまいました・・・)と、かなり悲惨な目に遭いましたが、それでも、そんなことを吹き飛ばすくらい楽しいこともあって、やっぱりフランスが好きです。
徳島だけでなく、世界中どこでも、この女性のような発言をする人を完全になくすのは本当に難しいことだと思います。だから、民族衣装の人たちもその女性の言葉が気にならなくなるくらい楽しい出来事が徳島であったらいいな、日本をずっと大好きでいてくれたらいいなと思います。
ご夫婦で書き込んでいただいて
留学生の授業では、よく、町でひどい目に遭ったという話を聞かされます。
日本語で話しかけているのに、手で×を作られたとか、走って逃げられたとか、指を指されたとか。
泣きながら訴えてくる学生もいれば、もっと日本語を勉強しなくちゃ、と考える学生もいますし、世界中どこでもこんなもんだろうとコメントする学生もいます。
今担当している授業をとっている学生は、来日直後の6ヶ月という日本初接触の日々を送っている学生たちです。
イベントに引率していくときも、イベントを企画するときも、楽しい出来事になるように(参加する留学生も、地域の皆さんや学生にとっても)考えています。
「好き」が基盤にあっての嫌な出来事は前向きに処理が出来ると思うんです。「いや」が基盤にあると、どんな楽しい出来事も「今日だけ」になっちゃいますからね。
来月末にはホームステイを考えています。
これも楽しい思い出になればいいのですが。