安重根 伊藤博文を撃つ [DVD] | |
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教養教育の授業で、この映画を見た。
1979年の北朝鮮の映画。
日本語字幕付き。
日本が他者からどう見られていたか、または見られているのか、
日本は他者にどう見られようとしているのか、
というあたりのことと、
多様な情報を批判的に見なければ、情報に踊らされ、誘導されるということを、
教員を目指している学生さんに考えて欲しいわけで、
無批判な子供達に一方的な主張をすりこむことなく、バランス持って現場に臨んで欲しいなあと思っているわけです。
これまでは、戦前の、植民地支配下にあった朝鮮で製作放映された映画を見てきました。
創氏改名されていない俳優の名前を見て驚く学生がいたり、
1940年台に朝鮮語で話している映画があったということに驚く学生さんがいて、
高校レベルで学ぶ創氏改名や日本語の強制と違うものを見た驚きのようでした。
一方で、その映画たちは検閲を経ている、ということをかなり話しました。
今日は、北朝鮮の日本観、歴史観がどう現れているのかを見ました。
4本の視聴レポートが届くのが楽しみです。
来週はそのレポートを元に振り返りをしつつ、当時の落語に朝鮮の人がどう描かれているのか、
当時の流行歌に日本と朝鮮の交流が見られたのか、などをはなすよていです。
東京ラプソディは、朝鮮語でも歌われていたのよね。
あと、日本語と英語、朝鮮語がコミカルに絡む歌謡曲もあります。
まあ、?ほかで聞いたり見たりできないことをせっかくだから、ね。