AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

大学院 異文化間教育方法論研究

2008年05月02日 | 日本語教育
大学院の授業です。これは夜間に開設されている授業です。

博士論文で私の扱った植民地統治期の朝鮮で使用された初等教育用の教科書の内容をみんなで見ています。

キーワードの一つは、「同化と共生」です。

とはいえ、私自身、勉強を続けているものですから、まさしく「みんなで見ている」という授業です。

愛知教育大学に移ってから、上に書いたキーワードについて、考える時間が確実に増えました。

それにあわせて「子供たちのために」という言葉が、どんな教育を生み出していくのか、また、その教育を受けた子供たちがどう感じ、また、何を残していくのか、そんなことも、より具体的に、より多面的に考えるようになりました。

自分の子供たちが幼稚園、小学校と通っていることも、そういう気持ちにさせる大きな理由だと思います。

教育は、何を残していくんでしょう。

自分のしている仕事は、100年後の価値観、200年後の価値観から見てどうなんでしょうねえ。

そんなことをつらつら考える大学院の授業です。
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