AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

やりにくいですよ

2006年02月19日 | 日本語教育
 日本語研修コース、秋の方は、現職の教員の方が多いです。
 国によって違うらしいんですが、9回の試験と、2回の面接を合格して日本に教員研修として派遣されてくるとか。優秀な方ばかりです。
 日本語の授業をしていると、さすがに教員だけあって、こちらが困っていると思うと手助けしてくれます。

 さて本題です。

 授業をしているとね、共通教育の授業とか、春の日本語研修コースの授業とか、まあ、全学日本語コースの方もそうですが、学生の視線が気になるのが、この秋のコースです。

 日本語の授業そのものを聞いているというよりも、「教え方」を冷静に観察されているような気がするんです。いや、実際にね、今期ももうすぐコースは終わるんですが、何人もの学生に、「先生の教え方をもらいました」とボソッといわれるんです。語学の授業と他の授業とは進め方が違うと思いますから、何がどのくらい参考になるんだか分かりませんが、やりにくいです。

 ただ、日本語教育の授業、少なくとも初級は、テキストを開いて読んでいくなんて授業をしているところはないと思います。理解させることが目的ではなくて、使えるようにすることが目的ですからね。そんなこんなで、僕は学期中に体重が最大で3キロ減り、学期終了後、次の学期が始まるまでにリバウンドするということの繰り返しです。
 いや、しんどいですよ。椅子に座るまもなく4時間半ですから。それが週に3日もあれば、そりゃやせますな。

 そんなこんなで、今期も9人の18個の目に射すくめられながら、授業をしています。それもあと10日。
 寂しくなりますね。
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