教養科目の一つ、多文化リテラシーの中の一つを担当していますが、
世界から日本はどう見られているのか、
日本は世界からどう見られようとしているのか、
というのがテーマで、
始まってから3本映画を見てきました。
1本目は、植民地時代の朝鮮で撮影上映された「志願兵」という映画。思い切りプロパガンダの映画ではありますが、登場人物が日本とどうかかわろうとしているのか、また、そのかかわりが当時の社会にどう考えられていると描かれているのかを見ました。
2本目は、やはり植民地時代の朝鮮で撮影上映された「授業料」。登場する日本人は学校の先生おひとりです。この先生がどういう行動をとって子どもたちや地域社会からどう考えられているのか、を見るとともに、子どもたちの言語が学校内と学校外で使い分けられている状況も見ました。
3本目の今日は、「家なき天使」というこれも植民地時代の朝鮮の映画。浮浪少年を教育するという映画なのですが、社会的階層が高かったり、浮浪少年たちが共同生活の中で生活が改められると日本語が話せるようになっているという日本語の社会的な位置を見ることができる映画でした。
来週は、1979年に北朝鮮で作られた「安重根、伊藤博文を撃つ」という映画。
この四本を見て、とりあえず、まず一つ目の感想レポートを提出してもらうことにしています。
それに基づいて、映画の解説などを進めていくつもりです。
今年は、昼食後すぐの時間帯なのですが、熟睡する学生さんが少なくて、レポートが楽しみです。
世界から日本はどう見られているのか、
日本は世界からどう見られようとしているのか、
というのがテーマで、
始まってから3本映画を見てきました。
1本目は、植民地時代の朝鮮で撮影上映された「志願兵」という映画。思い切りプロパガンダの映画ではありますが、登場人物が日本とどうかかわろうとしているのか、また、そのかかわりが当時の社会にどう考えられていると描かれているのかを見ました。
2本目は、やはり植民地時代の朝鮮で撮影上映された「授業料」。登場する日本人は学校の先生おひとりです。この先生がどういう行動をとって子どもたちや地域社会からどう考えられているのか、を見るとともに、子どもたちの言語が学校内と学校外で使い分けられている状況も見ました。
3本目の今日は、「家なき天使」というこれも植民地時代の朝鮮の映画。浮浪少年を教育するという映画なのですが、社会的階層が高かったり、浮浪少年たちが共同生活の中で生活が改められると日本語が話せるようになっているという日本語の社会的な位置を見ることができる映画でした。
来週は、1979年に北朝鮮で作られた「安重根、伊藤博文を撃つ」という映画。
この四本を見て、とりあえず、まず一つ目の感想レポートを提出してもらうことにしています。
それに基づいて、映画の解説などを進めていくつもりです。
今年は、昼食後すぐの時間帯なのですが、熟睡する学生さんが少なくて、レポートが楽しみです。