AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

キャラは、重要

2017年11月24日 | 日本語教育
実習の指導案を眺めつつ。

それを書いて来た学生さんの顔を眺めつつ、

この教案ならあの学生さんがやれば勢いでいけそうなんだけど、

この学生さんだったら、ここのところで立ち往生しそうだ、ということがあって、

キャラって結構重要だよなと思うこの頃。

その人なりの、その人の特徴を生かした授業をすればいいだけのこと。

例えば、学習項目が次に移る時に、指導案を全部見直さなくちゃ不安でならないというなら、見直す時間を取れるように、プリントを配って5分くらい作業させておけばいいだけだし、

絵カードの整理が悪くていつもとちもちするというなら、絵カードを探しながら、学習者にそれをいわせていけばいいだけのこと。

学習者に、

今、何してるの?


と思わせないように、うまくその人のスタイルを作ればいいんだ、と思う。

学習者が違えば授業は変わるし、指導者が変わっても授業は変わる。

万人に通用する授業案なんてないもの。


なので、授業の動画を配信してはどうかという話には、若干、距離を置いています。

向き、不向きは絶対ある。



今日の教案チェック、そんなことを考えていました。
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