AWA@TELL まいにち

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プサン 4日目

2008年07月13日 | 日本語教育
今日が最終日です。
とはいえ、次の週末に、やはりプサンでシンポジウムがあり、その発表者になっているので、このままプサンに残って、図書館へ行ったり、いろいろ調べて回ろうと考えています。

なんでも、土曜日と日曜日に学会があったりシンポジウムがあったりなので、書類上、「代休」を取らねばならないということで、明日と明後日だったと思いますが、代休を頂いています。「代休」っていったって、調査で来ているわけですから、どうなんでしょう? 一日中ホテルでゴロゴロなんていうわけにもいきませんな。

予定通り、図書館へ行ったり、博物館へ行ったり、本屋さんへ行ったり、ということになりそうです。

それはそれとして、今日の朝ごはんもカレー。

会場のプサン外国語大学へは、今日もタクシーで出かけました。
存じ上げている先生とたまたまホテルのフロントで一緒になったので、相乗りで行きました。

今日の会場でいただいた昼食はビビンバとパジョン、プルコギでした。豪勢」だったのは、最終日だったからでしょうか。最終日の今日は、ちょっと人が減ったような感じでした。立ち見の会場はなかったような気がします。

そんな中、今日は以下のような発表を聞きました。

 「地域日本語学習支援の現場から見えてくること」

 「大学生にとっての日本語教員養成課程の意義」

 「教育実習ノートに見る昭和9年の台南師範学校における日本語指導の教授 -台湾人教師顔明徳氏の教育実習ノートより」

 「留学生と日本人学生の自己開示の変容」

 「日本語教育の中の「文化」について -教師・学習者の「文化」のとらえ方を探る」

 「多文化共生社会における文化リテラシーとそれをはぐくむ授業活動」

 「ハダカ名詞句の出現率 -有情名詞の分析対象として」

 「ライティング能力計測の一試案」

 「自己研鑽とネットワークづくり -在韓日本語講師研究会の役割」

 大学の後輩の発表が2つありました。
 昨日も後輩の発表が一つありまして、がんばらなくては、と強く思いました。

 今日、国立国語研究所の方の発表を聞いて、今自分のやっていることの当面のゴールを認識できたような気がします。4つも5つもやりたいことを並行して進めていますが、少しずつ、そのゴールへ向けて収束させていきたいと考えるようになりました。

 日本語教育史関係の発表は、今回、韓国にやってきた理由の一つ、もしかしたら、これが聞きたいためにきた、というほどの期待を込めて会場の最前列に座っておりました。

 いやあ、おもしろかったです。資料のことも、何もかも。資料の発掘の話を聞くと、もうわくわくします。

 僕も土曜日の発表で、一つ新しい資料を公開しようと考えているのですが、うまくないようにいれこめるかどうか。

 さて、世界大会終了後、ホテルに戻って荷物を置いてからですね、地下鉄の1日乗車券を買いました。3500ウォンです。1回、1100ウォンですから、3回では元がとれません。もっとも、遠くまで乗れば、それはそれでいいんですけどね。とりあえず、晩御飯を食べに行きがてら、色々と移動してみました。5回、のりましたから、まあ、いいかなと。

どうでもいい事をひとつ。

昨日、ある先生からミカンをひとついただきまして、ホテルの冷蔵庫の冷凍室に置いておいたのです。シャーベット状になっておいしいだろうと。

帰ってきたら、机の上に置いてあったのです。

冷蔵庫の中を確認してくれたホテルの方が、出してくださったんでしょうなあ。ちょっとがっかりしながら、また冷凍室に入れました。で、さっきおいしく頂いたと。

今日はホテル内のコインランドリー、といっても、洗剤を300ウォンで買うだけで、洗濯機も乾燥機も無料なのですが、そこで洗濯をしているところです。乾燥機がね、どうやら電気タイプなので、乾き悪いのです。

これをアップしたら、もう一度見に行こうと思っています。


来年の世界大会はオーストラリアだそうです。

行くことになるのかなあ?この時期だったら、寒いんですよね。うーむ。
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