小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

ゴーンの欲望、エゴ。その強度 (続き)

2018年11月23日 | エッセイ・コラム
  カルロス・ゴーンの両親はともにレバノン人という出自とのこと。先祖代々レバノンのマロン派キリスト教徒だったそうで、中近東というとイスラム教の人ばかりだけでなく、かつてはキリスト教信者も多く、共存共栄していた時代もある。(同じキリスト教でも、マロン派はシリア・アルメニア正教会とは敵対していた。それよりも、欧米の植民地政策は、民族・宗教を分断し、今日まで強い影響を及ぼしている。) そも . . . 本文を読む