田端といえば文士村。芥川龍之介、室生犀星、堀辰雄、佐田稲子らの大正・昭和の作家らが住み、また近年では小沢信夫、奥成達さんらが住んでいると伝え聞いていたが、確かめてはいないし他にもいらっしゃるかもしれない。駅前には文士村記念館があり近代文学にちなむイベントが(直近では、高橋源一郎氏によるセミナーがあったとのこと)行われているようだ。足を踏み入れたことはないし、いつでも行けると思うと、 . . . 本文を読む
(このブログのテンプレートが変わる。私は既成のパターンを使っていて、オリジナル・デザインではない。お見苦しくないよう願っている)
さて前回に続き、わが家の花を紹介したい。前からあって、今年も咲いてくれたものを中心に。
まず、アマリリス。去年の二月末に妻の誕生日に買った。咲いているものを求め、別の蕾も花咲かせて、早春を飾ってくれた。その球根が一年間じっとしていて、五月中旬に蕾をも . . . 本文を読む
花の名前はプロテア。この名の由来は、ギリシャ神話のプロテウスからきているという。ホメロスの二大叙事詩は蔵書しているが、まともに読んだことはない。ギリシャ・ローマ文化を知らずして西欧文化を語るなんざ愚の骨頂だそうである。プロテアの写真をFBにアップしたとき、妻からプロテウスではなくプロメテウスの間違いではないかと指摘された。即座に来歴などを語り反論できないところが、人間としての私 . . . 本文を読む
もう四十年いじょうもまえのこと。吉岡実と吉本隆明の詩群とたたかい、やがて疲れ、熱りがさめつつあるとき。長田弘の詩はとても軽ろやかで、新鮮だった。
ひらがなの多い詩で、平和で優しいという印象をもった。万人のためのポエム? かれの言葉はさいしょ、ひねくれた私の深部には届かなかった。もちろん私が未熟だったのだが、 詩の構成が骨太で、すこし哲学的なにおいがし、それが好ましく、また大学の . . . 本文を読む
還暦をすぎて、自分なりに変わったことは、植物によく目をとめるようになったことだ。
散歩のとき他人様の庭先で、見たことのない花なぞ見つけるとしばし佇む。
最近はタブレットを持ち歩き、手軽に撮って楽しんでいる。先日は家内と歩いていたら、高山植物らしきものを見かけた。あとで調べたらショウジョウバカマで、稀少であることが分かった。(この事の判断は、保留というより限りなく悪だ)
美 . . . 本文を読む