小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

いじめとは何か 2

2006年12月31日 | エッセイ・コラム
愛すること。愛されること。好きな人がいること。あたたかく抱きしめられた記憶があること。他者への愛。他者からの愛。これらを認めることができたら、自分が他者を必要とすることを承認することになる。他者を必要とする自分。他者に支えられている自分。それは自分が弱いということを認めることだ。自分が実存することにおいて弱者であることを承認することだ。仮にでもいい、そのように認めることを人間としての初期設定とする . . . 本文を読む