この齢になるまで「免疫」の仕組みとか、その働きがどんなものか、きちんと知ることはなかった。「胸腺」と同じく、「脾臓」がどんな働きをし、臓器の機能をもっているのか知らない(※1)。そのいずれも免疫系に関係すると知ったのは、今回のコロナ禍による自粛中の読書による。
家の中で多くの人が何をしていたか知らないが、ウィルスと免疫、健康と免疫について、いろいろと見聞きしたのではなかろうか。
新能の作者かつ . . . 本文を読む
2か月余りにおよぶ自粛生活も、どうやら終わりが見えてきた。リハビリやジムにも行かず、自宅にこもって読書とnet三昧。運動は5分間のテレビ体操ぐらいなもので、体重は2キロほど増えてしまった。正直いって、身体のリズムは崩れ、昼夜逆転の不摂生な時を過ごすこともあった。「Stay home」から「Stay alert」へ、「Calm」から「Move」だ!
ポストコロナは、以前の暮らしを取り戻せるどうか心 . . . 本文を読む
フランスの俳優ミシェル・ピコリが昨夜亡くなったという記事を目にした。脳卒中のため死去したという(実際には12日)。家族が18日に仏メディアに明らかにした。
94歳だった。亡母と同齢だったことに、深い感慨を抱かざるを得ない。充分に生きた年齢であろうが、コロナの原因とか云々は判然としない。とにかく、天寿をまっとうされたと信じよう。
ジャン・リュック・ゴダールの「軽蔑」(主演はブリジット・バルドー! . . . 本文を読む
近所の奥さん同士が窓越しに、声を大にして世間話をしている。奥さんといっても、小生からすれば一回りも年配の方々、人生の先達である。「コロナ、コロナで頭が痛くなっちゃうわ。テレビを見るとそんなのばっかりでしょ。どー思います、いまの世の中」、そんなやりとりが聞こえてきた。
そうですね、ほんとやりきれない。でも、今が踏ん張り処なんです、事態の進展にきちんと向き合いましょう。油断せず、用心、堅忍なぞと、賢 . . . 本文を読む
草木が青々として生い茂るこの季節。ちょっと前には水仙が、そして最近では桜草、躑躅なぞが咲き、赤や黄の艶やかな色香の花たちが、殺風景な墓地を彩ってくれる。吟行が2,3か月ほど取りやめになって、俳句を詠むモチベーションは萎むばかり。しかし、作句を発表できる冊子は運営されているから、小生自らを鼓舞して題材を求めて外に出る。
ということで、まず家から近い墓地にいく。で、なぜか犬ふぐりが気になった。在来の . . . 本文を読む
▲閉鎖された防災広場。大地震が起きたら、たぶん混乱するだろう。
自室にいると、姿は見えないのだが遊園地で遊ぶ子どもたちの声が聞こえてくる。どこかの保育園から集団で来たり、近所の子供たちが入れ替り立替り遊びに来る。ところが最近、そんな子どもたちの元気で弾むような声が聞こえて来ない。家族と一緒に自粛しているんだろうか。
そういえば、新型コロナウィルスに子供が感染して、重症化する例が殆どないのは . . . 本文を読む