小寄道

日々生あるもの、魂が孕むものにまなざしをそそぐ。凡愚なれど、ここに一服の憩をとどけんかなと想う。

日々のこと、ハーンのこと。

2019年11月29日 | エッセイ・コラム
まず、日々のこと。ようやく寒さを感じる日が多くなった。そんななか、道すがら咲いている花を発見。名前は? クレマティスに似ているが・・。 先日、文京区主催のイベントに「和綴じ本教室」があったので参加した。「化粧裁ち」や「角ぎれ貼り」などを施した正式の作り方を学んだ。これで好きな俳人の句を編纂した自作のアンソロジー句集を(いつか)編んでみたい。        ▲まだぎこちないが、「角ぎれ貼 . . . 本文を読む

上野の山へ、初吟行

2019年11月17日 | 日記
ご近所の方に誘われて、初めての句会に加えさせていただく。師匠筋の方が引退なさり、女性5人の小さな集まりであるが、よかったらどうぞと以前より声をかけてもらっていた。 当季雑詠というのだろう、自由に作句してよいとのこと。場所は、上野の国立博物館の庭園であるが、イチョウ、モミジはまだ青々しく、冬を感じさせない。気候温暖化のせいで、いまだに初秋の趣とは、俳句をつくるリズムさえ狂う。 庭園は思ったよりも . . . 本文を読む

エコロジーと女性 竹下節子氏にきく

2019年11月12日 | エッセイ・コラム
真生会館で最首悟氏の講座を受講した翌日、同会館で竹下節子さんの講座にも出席した。連日にわたり出席したわけだが、これは偶然の賜物であり、竹下さんのそれはだいぶん前から予約をしていた。(竹下さんのブログに以前、最首氏についての記事を拝読したことがあった) この日は天皇陛下の即位を祝うパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」があったせいか、信濃町駅周辺でも多くの人出で賑わっていた。前日、久しぶりに外出した . . . 本文を読む

溢れる優しさ、強靭な思考。最首悟が問いかけるもの

2019年11月10日 | エッセイ・コラム
地勢的にS学会のお膝元と呼ばれる信濃町、その駅前にある真生会館に行ってきた。ここはカトリック系キリスト教のパブリシティ的な役割をもつ会館で、多彩なイベントや市民講座が公開されている。以前、竹下節子氏の講座に出席したことや、遠藤周作の小説のモデルとなったネラン神父のことなど、このブログで真生会館のあれこれを書いたことがある。 今回定期的に行なわれている数々の講座のなかで、単発ではあるが最首悟氏の「 . . . 本文を読む

たよりなき近況報告

2019年11月07日 | 日記
この2週間ほど体調を崩している。12時前に就寝しても1,2時間経つと目が醒める。暫くして眠るが、用を致したくなり醒める。3,4回繰り返して明け方になると完全に目が醒め、もはや寝られない。そのせいか、昼間はぼーッとしていて、何ごとにも集中力が続かない。 読書、書き物が半端になる。散歩に出ても、すぐに疲れる。これはつらい。苦痛はないが、身体が不全感に包まれている感じだ。 ということでパソコンに . . . 本文を読む