退院してから美味しいものを食べ歩いた。食通ではない、美食も知らない。昭和戦後世代の平均的な食生活を経験してきた。医食同源なんて忘れて、自分の好きなものしか食べない。なんとも贅沢であることか、そんな心境であった。それが心の栄養となったし、身体にも良いことだったと思いたい。
年末28日に外来の主治医〇◇先生の診察をうけ、その後に抗がん剤投与。そのための準備としてたっぷりと滋養をつけて、通院での治療に . . . 本文を読む
実は、先週の木曜日(11/15)に退院した。前回の入院後と同じような体調なら、12月21日ぐらいに退院予定だった。それが、予測を超えるほどの免疫力を保持していて、ならば即、退院ということになった。(前回は2回目の抗がん剤投与してから、血小板や好中球の数値がかなり下がり、免疫力を回復してから退院の運びとなったので、今回とは雲泥の差)。
また、今回は事前に免疫力アップの食品を独自に摂取したことで、体 . . . 本文を読む
自分なりの納得できる結論を得たいと思うが、そんなものは他人様は見向きもしないだろう。第一には「しゃっくり」のこと。呼吸をさまたげるヒックヒックの音は、誰もが体験し知っている。
端的に言えば、呼吸する時の重要な筋肉である横隔膜が急激に収縮することで起きる症状。それは、筋肉が痙攣して下向きに動くと、声帯が急に閉じ、肺(胸腔)に空気が入らなくなる。その瞬間に何らかの振動が起きて「ヒック」という音が声帯 . . . 本文を読む
「しゃっくり」について書くつもりだったが、この歳になってつくづくと身に沁みたことがある。
それは、世間というもの、いや実社会でもそうだが、物事の本質とか真理や真実というものは、それほど必要とされていない。本当の事とか、真実は実のところどうでもよろしいのか…。
多くの人びとにとっては、真理らしきものよりも、自分たちが属する社会や経済が円滑に回って欲しい。それこそが切実な願いであり、 . . . 本文を読む
12月1日東大病院に再入院した。病室は奇しくも前回の隣。同室の患者さんは同年代であろうが、気さくな方で話しも円滑に進む。1日前に再入院されたとの事だが、その前は通院されていたという。その辺の事情は詳しくは聞いていない。
小生の治療プログラムは、21日間を1クールとして3回の抗がん剤を点滴投与するもの(初回は2回目まで、3回目の点滴は断念)。治療の成果が認められ、免疫力に問題がなければ退院できる。 . . . 本文を読む
再入院の前日は、コロナのPCR検査を受けなければならない。東大病院へは、近頃都バスを利用し、池之端門から入る。歩きだと地下鉄湯島駅から竜岡門までの半分ほど短縮できる。
で、目的の一つ前のバス停のこと。客を降ろし、出発しようとした瞬間、自転車のウーバーが突然、バスの前に飛びでてきた。急停止したのでバスは上下に激しく揺れて止まった。自転車は颯爽と走り去った。
後ろの方でドスンと大きな物音。すかさず . . . 本文を読む