野町３丁目界隈 ～ というより「六斗の広見」ですね

 

　このあたり、野町３丁目ですが、イメージ的には「寺町じゃないの？」って感じです。

　その昔は、金沢から白山ひめ（漢字変換できません!!）神社までの「旧鶴来街道」なのですが、現在もその名残をとどめているのは　犀川大橋から蛤坂、そしてこの六斗の広見から、泉野出町あたりくらいまでですかね。

　その中でも、往時をしのばせるのがやはり、旧六斗林３丁目のこの「ひろみ」ですね。春には桜が見事ですし、大雪時には除雪した雪の「中間貯蔵地」になります。

　以前、このひろみの角に銭湯がありましたよね。今、床屋さんがあるあたりです。そのお向かいには「そば・うどん・丼物」の懐かしい雰囲気のお店「梅乃屋」が健在です。さらに進むと、なぜか「お酢」の匂いが漂ってきます。

　そして、和菓子屋さん、酒屋さん、魚屋さんなんかもありますね。昔は「飛鳥（ひちょう）」という　安くておいしい定食屋もあったっけ。

　この旧街道、観光客が来るのは忍者寺までで、そこいらあたりは土産物店が密集していますが、それより奥は地元民しか来ません。なので、静かな雰囲気を今も色濃く残す地域です。