秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

焚き火の傍でよもやま話

2006年09月21日 | Weblog
今日 大家の奥さんがお墓参りと畑の整理に池田から帰ってきた

道の下の畑を整理しながら焚き火を始めたので、下りて行き焚き火を眺めながら
奥さんとよもやま話をしばらくした。

74歳ぐらいだが、昔はやはり苦労されているようだ
昔の現金収入はタバコの葉、蕎麦、他家の手伝いなどが主なもので中でもタバコの葉作りは久保周辺80軒のうち70軒が作っていたそうだ、煙草収納所は最初は
大枝集落に後に下瀬に移ったのだが、その頃は車の道は無くまして車も無い時代であったから、タバコの葉を一貫、二貫と背負って収納所まで運んだそうだ。

大家の奥さんも小学校5年ぐらいから手伝い始めたと、夜明け頃に収納所に着くように家を出て赤道を親と一緒に歩いたそうである。
帰って昼食を済ますとまた背負って収納所へと日に二回通ったそうだ。

結婚してからも子供を養うために日に二回通って現金を稼いだと、だから今のお母さんのような子供の虐待、子供殺しなどのような事など考える暇も無く、する暇もなかった。
ほんとにいまは生活が豊かになって暇が有りすぎるから入らぬ事を考えるのではないかと。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする