秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

菜菜子の気ままにエッセイ(名前とヴヴヴと土佐の空♪)

2012年10月04日 | Weblog
いきなりですが、前略っ!
読者の皆様、自分の名前を誰がつけてくれたか、知っていますか?
ワタシの場合は、母親から聞いていたのは、『父ちゃんが
菜菜子がいつか時代を待って世に出るように!と願ってつけたんじゃ』と言う
超!超!高望みな…名前の由来でした。
ワタシは、そう聞かされておりました。

…が これを否定する婆さんが、出現しました。
そうです…土佐でうし化生活な…ヴヴヴ星人
数年前、ある日ぽつりと、言いました。
『菜菜子の名前は、わんくの父ちゃんがつけたんじゃわ~』
「オバヤンっ何いよん~ワタシの名前は、父ちゃんが付けてくれたって、母さんに昔、聞いたよ~」
『ようえ?違うわの~わんくの父ちゃん(※ヴヴヴの夫=ワタシの叔父)が頼まれてつけたわの~』

その話を、最近再び、婆さんにしてみました。やっぱり、同じ事を言います。

『なあ、なあ、菜菜子の名前って、誰がつけたん?』

「そりゃあ、わんくの父ちゃんよの~」
※膝をボリボリ掻く 婆さん

『ほんなら、姉ちゃんの名前は?』
「それも、わんくの父ちゃんよの~」
※テーブルの上を人差し指でコンコンと叩く意味のないしぐさの婆さん…
『ほんなら、〇〇〇は?』※婆さんが中学生まで育てた従姉妹の名前

「〇〇〇かぁ~それもわんくの父ちゃんよの~」
※なぜか?チラッと遠くを見る婆さん…窓の外は高知の秋空キラッキラッ~
短い 空白……
再び 声を荒げて 聞くワタシ

『あのなっ?菜菜子の父ちゃん、めちゃくちゃしっかりしとったのに
なんで大事な子供の名前、自分達で考えだったん?』

「そりゃあ、なんぞ、ええ名前ないかえって、聞いてきたんじゃわ~
ほんで菜菜子ってつけたんよの~」

……
……
真実は闇の中だ
なんと言っても、証人がみんな、あちゃらに逝ってしまっている

唯一の証人は
時々 アルツハイマー~…!
ジイスイズッ 普通の婆さんっ!

ワタシは母さんから聞いた話を、信じたい。こんな りぐったような名前
父ちゃんが考えそうだもの
でもね、いつも不便に思う時がある
テレフォンショッピングで、フリーダイヤルに電話をかける
徳島県三好市まではオペレーターもスラスラと聞いてくれるが、そこから先が、ヤヤコシイっ!
「三好市東祖谷…」
『ひがしいやとは、漢字でどのように?書きますか?』
美しい声が、聞いてくる※顔はシラナイが
「東のひがしに…祖先のそに…谷です」
『失礼致しました。東西南北の東に、祖先の祖に、谷ですね。』
「はいっ、そうです」ここからが、またヤヤコシイ!
フリーダイヤルでなかったら、説明するのが、勿体ない

名前って
なんか、それぞれに似合っているから、不思議。
自分の名前 、証人がいるうちに、聞いておきましょう
誰がどんな思いで、つけてくれたのか…
ワタシはおしゃべりだから、娘達に、両親から聞いた話は、バンバン伝えておりますが
娘達は、バンバン忘れています?

枯れ葉が舞う 季節
朝晩が 寒い
ストーブを点けたお家も あります
このまま 台風が来なければ、今年は最高の紅葉が見られるでしょうね。
美しいものは 美しい
そうでないものは…
『宿命』と諦めて!

イザッ 秋に
ワクワクだけを 探して
やっぱりキレイな山々~!
これだから大好きなのよ 祖谷っ!
イケイケギャルは、嫁いで数年っ!この空気を栄養にっ!日々大きくなりました~?
みんなそれぞれの場所で、明日も自分を 頑張ろう~♪
生きる 笑う
そして 優しく 潤しく
かしこ










































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