しずかに去り行くすべてのものを慈しみて 2019年01月12日 | Weblog 雪山のしずかなひとり歩きはときとして、すべてのものを愛おしく思いやさしくなるもの そんなひとつに枯れた草花の枯れた実にも、枯れた葉ひとつにも、感慨深く眺めてしまう すべてのものたちが、ひとつの生命を終えようとしている様こそうつくしいものはない そこには、しずかに、横たわって次の瞬間の時を待つ喜びさえ感じられそうである