秘境という名の山村から(東祖谷)

にちにちこれこうにち 秘境奥祖谷(東祖谷山)

奥祖谷秋点描

2010年10月27日 | Weblog
山々はいよいよ秋も詰まりて、行く秋を惜しんでばかりなり
名残の秋は山里に降りてはきたが、それも束の間のことである。

例年なら11月初旬には1500mぐらいから上に吹きつけ(霧氷)が
やってくるのだが、昨年は11月3日であった。

そうなれば山里は霜の心配がある、霜が降りる前にはハデ木の蕎麦の
取り入れをしないといけない。






山深し妻恋ふ鹿や哀れなり

祖谷川や崩れ簗あり魚跳ねし

行秋や夕べの酒も残りけり

山里のハデ木の蕎麦に冬近し




















































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2 コメント

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Unknown (ろくべえ)
2010-10-30 14:15:59
秋の山は清澄で鮮やかです。
「万葉集」の中で額田王は春山と比べて、
秋山に軍配をあげています。
エライザ・ルアマー・シッドモア<旅行作家>も
「秋の日本こそ典型的な地上の楽園…」と、
書いています。
やっぱり、秋ですかね…
先日は四国にも霧氷 (吹きつけ)、
今日は台風14号が接近、
何かが変ですね…
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Unknown (M.iya)
2010-10-30 15:45:39
秋はいいですね、晩秋がいいですな
燃え尽きるもの、途中で儚く散り行くもの
すべてが清澄で儚いものですね
儚い秋を快く見送ってやりましょう。
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