八月は キレンゲショウマ 花ざかり
ここ4,5年のキレンゲショウマ熱は大変なものだ
その結果石鎚山、一の谷、黒滝山、筒上山などの各群生地は
踏み荒らされて悲惨な状態であるらしい。
十数年前に筒上山の花は見たが、他の群生地はどのあたりに咲いて
いるのか知らないし、知ろうとも思わない。
行けばキレンゲショウマの加害者になるから、加害者には為りたくない
登山者はどうしてもキレンゲショウマを血祭りにあげたいらしい
花が好きだ、自然を大切に、と云いながらである。
悲惨な状態に為りつつあるのを知りながら毎年決まって見に行く登山者
が大勢いるようだ。
一度見た登山者は山には登っても花の場所へは行かずに素通りすれば
どうだろうか、再会は4,5年先として楽しみを先に取っておけばいいではないか。
そうすれば人数も減るはずだ、花への負荷も少なくなり、回復を図る事が
出来るかもしれない。
しかしこのようにしか打つ手が無いのが現状であろう、悲しいかな
登山者の自覚に待つしかないとは。
ここ4,5年のキレンゲショウマ熱は大変なものだ
その結果石鎚山、一の谷、黒滝山、筒上山などの各群生地は
踏み荒らされて悲惨な状態であるらしい。
十数年前に筒上山の花は見たが、他の群生地はどのあたりに咲いて
いるのか知らないし、知ろうとも思わない。
行けばキレンゲショウマの加害者になるから、加害者には為りたくない
登山者はどうしてもキレンゲショウマを血祭りにあげたいらしい
花が好きだ、自然を大切に、と云いながらである。
悲惨な状態に為りつつあるのを知りながら毎年決まって見に行く登山者
が大勢いるようだ。
一度見た登山者は山には登っても花の場所へは行かずに素通りすれば
どうだろうか、再会は4,5年先として楽しみを先に取っておけばいいではないか。
そうすれば人数も減るはずだ、花への負荷も少なくなり、回復を図る事が
出来るかもしれない。
しかしこのようにしか打つ手が無いのが現状であろう、悲しいかな
登山者の自覚に待つしかないとは。
昔のように口伝や紹介本なら急激に人が増えることはあまり無かったのでしょうが、今はインターネットと言う強力な武器がありますから、想像を超える広がりを見せています。
あちこちのHPで開花時期や状態を簡単に知る事が出来、今年はある絶滅危惧種の群生地は 連日恐ろしいほどの人出だったようです。
中には それまで具体的な場所を公開されていなかったのに、詳細にネットで公開した人も居ました。
来年の開花時期には今年を上回る人出で踏み荒らされ盗掘の危険も増すでしょう。
私もまだあまり知られていない数種の絶滅危惧種の群生地を知っています。
しかし 公開する気もないし 推測される恐れのある山行記録も載せていません。
人には「隠すな」と言われたことがありますが 「隠す」のではありません。
公開することによって その後その植物がどういう運命をたどるか責任が持てないから なんと言われようと公開する積りなど全くありません。
「情報は一人のものじゃない」と言う人も居ました。
だからと言って公開しなければいけない理由が私には1%も理解できません。
そういうことを言われると何故か 最近の小学校の運動会では「かけっこ」の時 皆で手を繋いでゴールするって言うのを思い出してしまいます。(笑)
ほんとにインターネットでの公開は想像を超える
広がりがありますね
ひとりが公開すれば我も私もになりその人達が公開すれば、わっと押し寄せますね。
最近の運動会のように、みんな仲良く見に行きましょうの習慣でしょうか。
インターネットでの公開のために山歩きをしているのではと最近錯覚してしまうのですが。
新しい山歩きをしたから、珍しい花の群生地を見つけたからと一々公開する必要が何処にあるのでしょうかね自分も理解に苦しみます。
一昔の口伝のような感覚でしょうが、その影響は計り知れないダメージを自然界に与えてしまいますね。
そのあたりを考えてインターネットを楽しみたいものです。