30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

ラッカセイ、種が古くて芽が出るか

2012-04-23 | ラッカセイ

ラッカセイのタネをまいた。ラッカセイはうまい。とれたてを塩ゆでしたものには感激してしまう。酒の友には最高だ。もったいないと思いながらも毎晩食べてしまう。その楽しみがあるから作っている。

ことしもタネをまく時期が来た。しかし待てよ、タネは? タネがない。タネは、前年収穫したものを保存して使っている。充実したものを殻つきのまま保存している。それをすっかり忘れてしまってすべて食べてしまっていた。どうしよう。買うしかない。いや、物置の隅に一昨年のものが残っていたはずだ。

これを使おう。しかし、まいたところで一昨年のものだからはたして芽が出るのか。わからないがやってみよう。芽が出なかったら買うまでだ。ラッカセイのタネまきは本来は5月に入ってからだから、追いまきしても十分に間に合う。

なんで昨年収穫したのがなくて、一昨年のものが残っているのか。一昨年は種を多くまいて多く収穫できたからで、昨年はまくのを少なくしたからである。作付けが無計画だから、そうなる。

一昨年の殻付きラッカセイを取り出した。ほこりをかぶっている。見た目もさすがに古そうだ。しかも殻が固くなっていて、割るのにも骨が折れた。取り出したタネは小さくしぼんでいる。

これをまく前に一昼夜水に漬けておく。水につける必要はないという。タネが固そうだからつい水に漬けてしまう。ほかのタネだって固いタネはそうしている。だから不要とわかっていても水に漬けてしまう。あれ不思議、しぼんでいたタネは水を吸って膨らんで、少しつややかさを取り戻し見違えるような姿になる。これをみたいのかもしれない。

平ウネで株間30センチ、一カ所に2粒をまいた。ラッカセイにはまだ寒そうだからとビニールで覆ってやった。ラッカセイはほったらかしだが、生育してきたら、せめて雑草取りと土寄せだけはやっている。ことしの作付けは少ない。どうしても十分なスペースがとれなかった。サトイモを優遇したばかりにしわ寄せがラッカセイに来た。サトイモとラッカセイ、どちらも好きだ。どちらをとろうか。野菜にだって決断を迫られる。狭い菜園だからこんな悩みもある。


         


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