レタスが発芽してきた。ひと安心である。というのはレタスの発芽は何年やっても揃わない。失敗したり成功したりと、発芽を見るまでは気が気でない。
ことしも玉レタスと赤チシャ(リーフレタス)のタネをまいた。教科書通りにやる。タネは一晩水につけてから、濡らしたキッチンペーパーに包んで冷蔵庫に入れて催芽させる。2,3日して芽が出てきたのを確認すると畑にまく。タネが見えるか見えないか程度にごく薄く土をかぶせる。わたしはタネを手で軽く押さえる程度だ。はたしてこれで芽が出てくるのかといつも心配になる。ホントにいつもそう思う。
それに大事なことは、表面を乾かさないように水やりをすることだ。乾かしてはだめだ。そうしながらことしはどうかなと心配しながら様子を見る。2日もすると芽が出てくる。なんともこころもとないレタスの発芽なのだ。
レタスはしゃきしゃきとした食感とみずみずしさが売り。初夏の味だ。サラダにはかかせない。わが家では6月のそろそろ梅雨入りかなと思う季節の贈りもの。それを楽しむために毎年作る。