休眠から覚めたルバーブ
春が来てルバーブが休眠から覚めた。一斉に芽を出してきた。これは昨年9月にタネをポットにまいたもの。1カ月後の10月下旬には芽が出そろったのだが、すぐに冬を迎えて地上部が枯れて休眠に入った。
ルバーブとは30年の付き合いになる。長い付き合いなのだ。春になればまた芽が出てくるとわかってはいても、少しばかり不安になる。2月中旬ぐらいからぽつぽ芽を出してきた。それもすべてのポットから芽が出てきた。ひと株も欠けていない。さすがに寒さにはめっぽう強い。
数年前から畑のルバーブはたったのひと株だけになった。寒さには強いが暑さには弱い。酷暑でほかは負けて枯れてしまった。この残り一株を大事にと、夏は黒い寒冷紗をかぶせて日除けにしてきた。これが効果があったのだろう。枯れなかった。しかし油断しているといつかは枯れる。枯れたらどうするか。やはりいまのうちに後継を育てなければいけないとタネをまいた。
ルバーブを育てるには株分けが手っ取り早い。しかし残り一株を株分けすることも考えたがリスクが大きい。そこでタネをまいたのである。この春に植えつける。ことしは株を充実させる。収穫は来年の5月からになる。後継が育つ見込みができたので、残った一株を近く思い切って株分けすることにした。
ポットの株を数えると20株ぐらいある。ルバーブはジャムにだけに利用するから4株もあれば足りる。嫁ぎ先を見つけないといけない。しかしルバーブそのものを知らないひとが多いからこれがなかなかむずかしい。
↓昨年9月下旬、タネまき
↓昨年10月下旬、芽が出そろう