30坪+20坪の菜園

BIG FARMの農事日誌です。

サトイモはみんなみんな煮っころがしで

2018-12-15 | サトイモ
 
 
 
大掃除。家の内と外があらかた済んだ。あしたから年賀状を書かないといけない。

このところイモの話ばかり。芋、いも、イモとこんかいで3回連続となる。
 
前回の記事のとおり、サトイモはすべて煮っころがしにして食べている。ほかにもたくさんの調理方法があるのだろうが、作ってみようという気にならない。11月下旬に京都の料理屋で食べた、あの華麗に変身したエビイモの料理を自己流で作ってみようか思ったが、到底できないとあきらめた。やっぱり煮っころがしは手軽にできるし好きだ。それを熱燗をちびちびやりながらつまむ。冬の晩酌に煮っころがしは似合う。

冒頭の写真は、上からヤツガシラ、タケノコイモ(京イモ)、土垂の煮っころがし。いちばん好きのがヤツガシラで、これは角が崩れるほどにやわらかく煮る。見た目にはきんとんみたいにふにゃふにゃに。これがわたくしにはとって極上の“スイーツ”となる。しっとりとしてなめらかでまるで和菓子のような食感がたまらない。

煮っころがしの作り方を検索すると、どれを参考にするか迷うほど限りなく多い。いろいろ試してみた。その結果、いまは極めて簡単方法をやっている。

サトイモを鍋に入れたら、醤油大匙2、砂糖大匙2、だしの素大匙1ーを加えて火にかける。この段階ではまだ水を加えない。絡めるように煮ていく。水分は醤油だけで、これがいよいよなくなったときに水を加え、落し蓋をして、あとは煮るだけだ。好みで醤油と砂糖を加減する。

まずいだろうって? わたくしだってはじめはそう思った。ところが意外と口に合った。じじいが作るのだからきわめて簡単にできて、そのうえ自分が気に入ったのならそれでいいと、いまもこのやり方を続けている。


ところで、サトイモで忘れてはならないのが八つ子。ヤツガシラの孫イモであり、これが種イモになる。サイズや形がいいものを優先して種イモとして保存し、残りを食べる。小ぶりで数が少ないこともあるのだろうが、まずスーパーには並ばない。栽培者だけが味わうとことができる。食味はもちろんヤツガシラである。これだってプロの料理人にかかると高級な一品に化けるのだが、わたくしはもっぱら皮付きのまま蒸かすか煮るかして食べる。皮がきれいにむけるところがいい。晩酌の肴にもってこいである。

     
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