昨年10月にタネをまいた根深ネギ、冬のあいだに20センチほどに生長した
この冬の根深ネギはすべて食べつくした。毎日の昼飯はきまって麺類だから、冬ネギをたっぷり使う。いちどに2本ほど刻んで入れてしまう。こうするのも食べるのが追いつかないからだ。不味ければこうはできない。この冬もひとりごちるーネギは冬ネギに限ると。
ことし11月から食べる根深ネギの育成はすでに始まっている。すでに昨年の10月にタネをまき、冬のあいだ育ててきた。ネギは寒さに強いのだが幼苗は寒害に遭うことがある。寒さ対策として12月からは防虫ネットを、厳寒期の1月はビニールをトンネル掛けしてきた。おかげで寒さで傷むこともなく無事に冬を越してくれた。
これからの根深ネギ栽培の段取りはこうなる。3月に苗の選抜を兼ねて植え替えをする。さらに育苗して大きく育った苗を6月末から7月初めに定植する。
この1回目の植え替えを3月1日に行った。たいがいはこの作業を省いて6月末まで育苗して直接定植するのが普通だ。なにも植え替えという手間暇をかけることもない。だが農家と違って育てる苗の数もたかが知れているからそれほどの面倒ではない。
タネをまいてから冬のあいだに20センチほどの大きさに生長した。すべて引き抜き、ここで育ちが悪く小さいサイズは捨てる。育ちのいいものだけ選んで、3センチほどの間隔で植え替えていく。春を迎えるとぐんぐんと大きくなる。6月末まで育てたらやっと?定植となる。