土垂(親イモを種イモとして使っている)=上
タケノコイモ=下
ヤツガシラ=上
丸系ヤツガシラ=下
3月25日にサトイモを植えつけた。種イモの種類と数は、土垂12個、タケノコイモ17個、ヤツガシラ17個、丸系ヤツガシラ5個、合わせて4種51個。菜園をかなり縮小したというのに、好きなものはなんとかスペースを確保してつい多く植えつけてしまう。
3月3日に冬を越した種イモを点検し、腐敗したものは廃棄した。そこからビニールをかぶせて温度を上げて、芽出しを行ってきた。芽出しの状態はいつも気になるもので、もう少し待てばいいものを、根がせっかちだから保温ビニールを取り除いて見てしまう。
健全な種イモだけを保存してきたから順調だ。これならもういいかと、溝を掘って40センチ間隔で植えつけた。
ことしの種イモは十分に確保できた。そのなかから芽がはっきり出ているものだけを慎重に選ぶ。いくらいい種イモを選んだとしても、植えつけてからいつまでたっても芽が出てこないものが出てくる。
欠株を嫌う。狭い菜園だから欠株はよけいに目立つ。それが気に食わない。これまでの経験から、いつまで待っても芽が出てこないものは土の中で腐敗しているものが多い。しびれを切らして掘りだして、必ず確保している予備の種イモと交換してしまう。
手間はかかかるが、すべて土のなかから芽を出してくれるを確認してやっと落ち着く。手を抜いてもいいのにと思うのだがそれができない。こんな性分を長い人生の中でたびたび持て余してきた。この先も死ぬまで付き合っていかなければならない。しょうがない。