11月4日収穫のショウガ、11日には茎葉が落ちて根茎だけの姿に
11月4日にショウガをすべて掘り出した。根茎近くまで茎葉を切り落とし、再度土の中に。これは根茎に残っている短い茎を腐らせるため。1週後の11月11日、茎が腐り、根茎だけのすっきりした姿になった。収穫したすべてがそうなるにはあと4,5日かかる。
まともなショウガを育てるまでにはかなり苦労した。経験だけでいえば種ショウガの質が悪かったからといえる。もちろん加えて未熟だったことも確かである。
周囲の菜園を見ればわかるようにショウガ栽培はむずかしい。見てすぐわかるのは、まず出芽が揃わないこと、生育が悪いことの2点だ。これでは見ただけでまともなショウガができていないことがすぐにわかる。
わたしもそうだった。ところがいい種ショウガを農家からわけてもらってからは、見違えるように育ち、工夫を重ねてまいねん順調に収穫できるまでになっている。
ショウガをまともに収穫できるようになっても、次にまたも難関が待っていた。ショウガの貯蔵と保存だ。収穫したショウガの一部を来年の種ショウガにするためには越年させなければならない。これが失敗の連続で、試行錯誤しては腐らせてしまってきた。
このショウガの貯蔵と保存は、いまだに確実性がないのだが、この2,3年は越年させて種ショウガとして使っている。これでショウガは、種ショウガを買うことがなくなり、すべて自前のショウガで循環できている。
ことしのショウガは初期生育が悪かった。やきもきしてみていた。サトイモもそうだった。ところが8月の暑さと雨で元気を取り戻し、これまでの生育の遅れを取り戻してくれた。サトイモもそうだった。
だが収穫してみるとサイズがそろわない。大きくものもあれば小さいものをある。近年では悪いほうで、5段階評価でいえば「3」といったところ。
来週になったら、貯蔵と保存をしなければならない。農家のような温度調整できる保管庫があれば問題ないのだが、零細の家庭菜園派ではそうはいかない。へたくそな保存法は次回に。
11月に入ると葉が黄色味を帯びてくる。そろそろ収穫の時季
掘りだして茎葉を切り落とし、残った茎を腐らせるため再び土の中に。
新ショウガの下には種ショウガが残っている。もったいないから収穫はするもののいつも食べないまま捨ててしまう。