マスプロの時代の果てや遊蝶花
( ますぷろのじだいのはてやゆうちょうか )
公園の花壇のビオラ
<3~5cmのものは、ビオラ、それ以上大きなものは、
パンジーと言われるのだそうです>
遊蝶花、確かに蝶が、翅を拡げているようにも見えます
毎年、楽しみにしている
色の組み合わせとか、模様が、個性的なのです
専門家が、種を取ったり、交配を楽しんでいるのかと
想像している
今年は、特に渋いお顔です
ミッキー・マウスの顔のようでもあり、
苦虫を噛み潰したおじいちゃんにも見えます
同じ顔が、並んでいるのは、少々不気味
これが、人間だったら怖い
個の時代からマスの時代へ
その変動期を過ごしてきた
島に乾電池を作るオートメーションの工場が出来
若い人の働く場が、確保できた
見学に行ったことも無いが、人間は、流れ作業の工程の一つに
なって、トイレに行くにも大変だと聞いた (あくまでも噂)
気ままな私には、勤まらないところだなあと思った
その後、島の経済を支えた工場だけれど
多くの企業の工場が、海外へ進出する流れにあいまって、
その工場の規模も縮小され
今、多くの従業員は、橋を渡って四国の工場に勤めるようになった
島のインターには、その人達用の広い駐車場がある
そこから高速バスにのって通勤するのだそうだ
同じようなことが、当市でも、起こっている
せっかく誘致して、来てもらったテレビ液晶画面の工場も
生産が、頭打ちで、太陽電池パネルの製造に軌道修正だとか
マスプロの時流に、乗って、昭和の経済は成長していたけれど
今は、そのマスプロに首を絞められているような感じ
今、日本が、置かれている多くの問題点の、原因は、この
辺りから、来ている様な気がする
これから、日本は、如何行き着くのだろう
ビオラを見て、そこまで思うか? ごもっとも。
そう、 私が考えても、時間の無駄です ね