行く人や残りし人も春港
( ゆくひとやのこりしひともはるみなと )
御陵のお濠で見かけた光景
旅立つ前の鴨を、一応カシャっと位の心算で。
取り込んでみると、亀が日向ぼっこです
お互いの邪魔にならない位置を確保して
思い思いに春を楽しんでいる風情です
水量の多い間は、岸に上がれないので、亀さんも苦肉の策です
鴨さんたちは、これから長い旅に出発
亀は、命の限りこのお濠しか知らずに暮らすのですね
互いに、全く違う生き方
明石海峡大橋が、着くまでは、船を利用するしか
島を出る方法は、ありませんでした
(四国へは、大鳴門橋が、ありました)
見送りは、港で、 しんみりお別れ
お迎えも港まで
今か今かと、近づく船の姿を待ったものです
今は、橋を渡れば、一瞬で島から出られ
別れもセンチメンタルとは、程遠くなりました
昨日、ご覧になりましたか
私は、偶然。
金星と、木星に、ほぼ等距離で挟まれている三日月(新月)が、
目に留まりました
一度、三日月のお腹の辺りに金星と木星が包まれている構図を
見たことがあります
今まで、そんな風景に気がつかずに居たのだと単純に思いましたら
極めて珍しいレイアウトだとか
夜 外に出ると、まず月を探す私です