菜の花も手折らるる朝カオスかな

( なのはなもたおらるるあさかおすかな )
先日、「春の風物詩」の記事に頂いたまろさんからのコメントへの返コメに
「島は、殆ど平和です
何せ島の猿は、他所の地域の猿と比べ、助け合いの精神が、
あるとの研究結果が、あります
島民もおっとりしています・・・と思っています」なんて記しました
なのに
昨日は、お昼の用意をしているところに、TVから
「洲本市で」
「死亡」なんて言葉が聞こえて参りました
「5人・・・」
まず実家の母に何かあったかと不安になりました
でも、母に何かあれば、既に警察から何か言ってくる筈です
地名からすると、高校時代のの親友が嫁に行った地区です
空からのレポートを見る限り彼女の家でもありませんから一安心
そのうち、いろんな所から、電話が、入りました
4チャンネルでやっているから見ろ
「ミヤネ屋」でもやっているよ
NHKだ

3時ごろの他の用があったので、母に電話
「どう ? 驚いたやろ ?」って言ったら
「何が ?」だって
「外から戻ったばかりなんよ」
呑気な様子です
しかし、暫くすると、不安げな母の声で

「○野って被害者の名前 ?」って
「被害者の名前は、明らかになってない
犯人の名前よ」って説明
その間に、TVに被害者の名前が、表示されたので
母に確認すると
「まさか、えらいこっちゃ」って
実は、亡くなられた一人は、母の女学校時代の同級生だったのです
つい1か月ほど前に同窓会で会って、おしゃべりしたのだと言う
上記のわたしの親友とも、短歌の会で親交が、ある方だそうなんです
実に楽しい同窓会だったと母から聞いたのは、ほんの4日前のことです
先日も、教師をしていた同級生が亡くなってショックを受けたばかりの母です
悲しいニュースが続きます
穏やかな島の中で、こんな酷い事件が起こったことが、信じられません
長い事生きていると、いろんなこと、あるもんです
独り暮らしの母にも、予期せぬことが、絶対に起きないとは、言えません
もし、そんな事が、あったら、わたしは、犯人を絶対に許しません

目覚めても俄かに終わる日がありぬ時世一首も叶わざるかな