独りよがりのおしゃべりを綴っています
photoと575で、私なりの世界を作りたいと思いつつも・・・
花の蔭はかる重さやしがらみの

( はなのかげはかるおもさやしがらみの )
キクモモの傍、白梅の木は、若い実をつけておりました
PCに取り込んでみたら
けっこうしがらみがくっついてました
弾けたばかりの外皮
おまけに虫らしきものものっかてます
実が熟するまで、まだ1ヶ月以上かかります
今日は木々の陰で見つけた花を
著莪の花:季語としては、夏の花に分類されてます
実は、私も、もう咲いている
とは思ったんです
紫花菜(諸葛菜)
なんでも、諸葛孔明さんがこの花を軍用食として生育を薦めたとか
の噂ですが、根っこは大根のようではなく、ただの根っこだそうです
葉をおひたしにでもして食べたのでしょうか??
処しがたし燃えるものある紫木蓮

( しょしがたしもえるものあるしもくれん )
花びらが、1枚散ってしまった紫木蓮の花から覗き見える雌しべの姿が、
美しくて、クローズ・upで撮影
思わぬ映像の出来上がりとなりました
紫木蓮は、大正浪漫溢れる銘仙を着た女性のイメージ
しおらしい女性の内面に
沸々と湧き上がるフェミニズムを見るようではありませんか?
平塚らいてうとかの時代
もっとも、彼女の名前と「青鞜」、二つの単語を知るくらいで
詳しく知識もございませんが
「しおらしい」って漢字が、ないのですね 
子供の頃、祖母や母の持っている銘仙(生地の名称)の着物に触るのが好きでした
つるつるして、色がらも鮮やかで大人になったら着たいなあって
思ってました
結局、昭和ウールのような、丈夫な生地が登場して、銘仙は、姿を消し、
そして、今はそのウールの着物も、ありません
すっかり、着物と縁遠いライフスタイルとなりました
あっちからも、こっちからも、「何かにリフォームして」と、ウール着物地が、
回って来ますが、
その腕も無い私には、もったいなくて、お断りしてます
あまくみたつけは我が身に春の風邪

( あまくみたつけはわがみにはるのかぜ>
一昨日、スーパーでレジの人が変な咳をしているなあと思ったら
案の定、昨日は、喉が痛くて
今日は、熱がこもって、花粉症か? 風邪か? 判らない
肩こりと頭痛にも襲われている
不安定な体調です
紅葉の花が、咲きました
では、雄花の写真を
アオキの雄花が咲きました
4個の黄色いポチツが、雄花の証
アケビの雄花も見つかりました
結局、雌花のほうが、先に咲き始めるのでしょうか?
蘇鉄も、雌雄同時に咲くのは、なかなか貴重なチャンスだそうですから
傷つけぬ言の葉えらび無口なり

( きずつけぬことのはえらびむくちなり)
今日の季語は、ムスカリ
写真に一肌脱いで頂きました
実家の畑で自生しているムスカリ
もっとも、誰も世話をしないので、自生するしかないのです
それでも、咲くと、それはそれで可愛くて嬉しい
名前の由来は、ムスク、麝香からきているそうだが、
そんな香りしましたっけ??
毎日“余震”の文字を目にします
あの津波から1ヶ月が過ぎ、未だに電気が通っていない所
ガスも通ってない地区もあるとか
人を慰めるのって、難しい
日曜日におしゃべりした友人も仕事の関係で
悪気も無く、応援のつもりで放った言葉が、
人を傷つけることがあるので、気疲れするって
少々、元気ありませんでした
励ますつもりでも、聞き手が、そうとってくれるか
慰めるほうが、励ますより難しい
紫の花:
スミレが、可愛く咲いてます
意外と鉢植えの仲でも、数を増やしてくれます
光線に合わせて、向きを変えられるのが、good でした
反逆児遠き夢なり紫木蓮

( はんぎゃくじとおきゆめなりしもくれん )
紫木蓮の花が、枝に並んで同じような姿で
風に揺れております
列を乱すものは、ありません
みんな同じで居る安心感でしょうか?
別に、 私が反逆児であったわけでは、ありません
どちらかと言えば、グループでは、埋没しているような存在です
今日は、紫かかった紅色、蘇芳色の小っちゃな花を集めてみました
歳時記によると春の代表的な配色、殊に着物の裏表の組み合わせ
襲(かさねの色目)は、樺桜という蘇芳色の表と紅色の裏地のものとある
そして、源氏物語の紫の上の美しさは、その樺桜に例えられているとも
念のため、“樺桜”を調べると、真っ白でシンプルな桜の花でした
そう云えば、最近、撮った春の花たちもそんな色が、多かった
アオキの花: 小さくて目立ちません
実は、あんなに大きくて、真っ赤なのに
アケビの雌花: 今年、元気ありません
雄花もみつかりません
長年、観察しておりますが、実は、なりません
そして
蘇芳の花、未だ蕾です
蘇芳は、紫荊とも、蘇枋とも表記されている
ウンチクを並べているのは、どの写真にも575が作れないからでした
本当はね
グッバイも色めきており四月かな

( ぐっばいもいろめきておりしがつかな )
最近 事務所の窓の前
ちょうど、電線に留まっているカワラヒワ一羽を見かけます
何か好物でもあるのか、
それが、昨日の夕方、囀りがいつもより、ハイトーンで
正直 喧しい
ちょっと奥まった所から、
様子を伺うと、パートナーと一緒です
やけに仲がよろしいのです
すぐ、くっついてチュッ、 チュッ
フランス映画を観ているような
そっと、そっと パパラッチ
今朝も、なんです
因みに、カワラヒワの恋の季節は、秋とありました 
いつもは、無粋な電線に、手を焼いておりましたが
今回は、ありがと♪ です