
またまた立派なお寺へやって来ました。


あれっ、六地蔵ではなく、七地蔵かな? いいえ、一番奥の地蔵は別の菩薩像のようです。

ハンカチの木というそうですが、きれいに花が咲いて本当にハンカチがぶら下がっているようですね。


本堂のようですが、ところで雲性寺所蔵の文化財は:庚申塔(阿字庚申)(東大和市郷土資料)で、この庚申塔は、上部に八葉の蓮華を座とした月輪を浮彫し、その月輪の中に梵字「ア」字を陰刻したもので、「阿字庚申」と名付けられています。庚申講中が造立した庚申塔とはその趣を異にする市内唯一の稀れな塔です。下部の三猿も、中央前向、左右横向に浮彫されており、めずらしい三猿配置です。塔の裏面に、正徳六丙申三月、法印伝栄と陰刻されていて、現在、庚申塔は本堂に安置されていますが、その台座は現在もその位置にあります。

仏足石には、きれいな彫り物がしてあります。

観音菩薩像もあります。

ここが本堂なのかな?

雲性寺という扁額が架かっていました。

たくさんの石塔が立っています。ところで、この雲性寺というお寺は、
真言宗豊山派寺院の雲性寺は、天王山観音院と号します。雲性寺の創建年代等は不詳ながら、当地の地頭職を務めていた旗本石川太郎右衛門家代々の墓があったといいます。狭山三十三観音霊場18番です。この雲性寺は、狭山三十三観音霊場の十八番目の札所です。霊場は、狭山丘陵周辺に点在するが、一説には天明八年(一七八八)に創設されたと言われています。観音巡りは、一人の人間としての安らぎを求めるためのもので、明治の中期ごろまで盛んでした。本尊は、十一面観世音菩薩で、長さ一尺二寸(約三十六センチメートル)の坐像が安置されています。