神社に到着しました。いきなり大きなケヤキの木のお出迎えです。
狛犬も威厳があります。
末社は三つ並んで収まっています。東村山市にある正代御霊神社というそうです。正代御霊神社の創建年代等は不詳ながら、鎌倉期の地頭小代氏が創建したのではないと推定され、江戸期には正代村の鎮守として祀られていました。明治42年字弁天の市杵島神社、字東形八坂神社、字田谷稲荷神社の三社を合祀しています。当地は、越辺川と都幾川に挟まれた低地に半島状に突き出た高坂台地の東端に位置しています。地内には、鎌倉期の地頭小代氏の館跡があり、当社は「岡の屋敷」と呼ばれる小代氏館跡近くに鎮座しており、同氏により創建されたとされています。
この神社は、祭りばやしで知られています。正代の祭ばやしは、七月二十五日(現在は七月二十五日に近い日曜日)の夏祭りに、鎮守五霊神社で、無病息災を祈願して、氏子の「正代はやし連」の人達によって奉納されます。神輿と屋台を連ねて、正代地区を一巡します。屋台の上では大太鼓一、小太鼓二、笛一、すり鉦一の五人編成で、これに踊りや芝居がつきます。現在のはやし連が出来たのは、昭和六年のことで、市内古凍から師匠を招き、また、坂戸市塚越にも出向いて習ったものです。是非、見たいものですね。残念な気持をあとに次へと向かいました。
つづく