亀谷神社とありますね。どんな神社なのでしょう?
これは狛犬じゃなくて、狛狐ですね。
拝殿への鳥居が二つあります。
亀谷神社の由緒の碑が立っていました。それによると、亀谷神社は、所沢市東所沢にある神社です。亀谷神社は、永禄年間(1558-1570)の創建と伝えられ、稲荷社と称していたといいます。明治2年亀谷神社と改称、明治5年亀ヶ谷村の村社に列格していたそうです。鎮座地亀ヶ谷は所沢市東部にあり、古くから一村を成していたが、明治二二年柳瀬村と合併し、昭和三〇年所沢市に編入されて現在に至っている。当社は本来、稲荷神社と号していたが、明治二二年の合併の際、永く村名を伝えるためにと現在の社号に改められたという。社伝によると永禄年間の創立と伝えられるが、『風土記稿』には「稲荷社 村民の持なり」とだけ載せ、『明細帳』には「旧来亀谷稲荷大明神ト称セラレ明治二年当時ノ社号ニ改同五年村社ニ列セラル」とあり、その確証を得ない。とありました。
東流する東川は亀ヶ谷を分断するように流れ、その右岸の高台に鎮座する当社は、左岸の集落を見守るように北を向いています。なお、鎮座地の高台の森は“稲荷山”と呼ばれています。当社に隣接して真言宗亀谷山普門院があったといわれ、往時、別当を務めていたとも考えられるが、同寺は明治維新の際、廃寺になっているため、その詳細は明らかになっていません。祭神は倉稲魂命であり、境内末社として素盞鳴命を祀る八雲神社、大山祇命を祀る大山祇神社、和豆良比之宇斯神を祀る疱瘡神社がある。このうち八雲神社は、明治二年まで牛頭天王と称していたことが『明細帳』に見えます。また少し歩きましょう。
赤い鳥居と奥のほうに小さな祠が見えます。
周りはうっそうとした木々に覆われていました。祠に近づくと御嶽神社とありました。
つづく