出発する駅は、こちらからです。
春の気持ちよい季節です。見えますか、この見事な八重桜が。
駅のすぐ近くにあるこの神社へお参りしてから行きます。
ここは、祭儀殿という建物だそうです。ところで、この武蔵野稲荷神社は練馬区栄町にある稲荷神社で、創建は不詳ですが、当社本殿は小高い塚の上に鎮座しており、その塚は文明9年(1477)、江古田・沼袋の戦で太田道灌によって滅ぼされた豊島軍の死者を葬った豊島氏の塚との言い伝えがあることから、その塚の守り神として創建されたのではないかといわれています。
大黒天も祀られているのですね。
稲荷神社というだけあって、幟も賑やかに立っています。
こちらが本殿になります。明治、大正から昭和と、商家、歌舞伎役者、馬主、事業家等の信仰を集め、平成となった現在でも除災招福、病気平癒、商売繁昌の祈願が多いそうです。弥栄天神は京都北野天満宮より勧請されたもので、境内建造物は、大正7年(1918)建築の際儀殿を除いて、昭和50年から5ヶ年計画で、本殿、拝殿、鳥居、随神門と新築整備されたものです。その際、塚の後の割れている所は、本殿整備のため埋め戻された。手水舎は大黒が臼造りをしている珍しい作品である。との説明でした。あの大黒天は、手水舎でもあったんですね。
参道はサクラ、イチョウなどの落葉樹がトンネルのように茂り、春は花、秋は紅葉で彩られます。なお、昔は「三の稲荷」とも言って、三の日の縁日は大変な人出で賑わったが、今は行われていないそうです。
扁額といい、その周りの彫刻といい見事なものでした。
つづく