何やら、またお寺のような建物が見えて来ました。
案内板には密厳院とあります。
随分と古い昔の石塔が建っています。
六地蔵がきれいに並んで立っていました。
立派な本堂ですね。扁額には瑠璃殿とありました。この密厳院というお寺は、真言宗豊山派の寺院で創建年代は不詳ですが、弘法大師が当地に菩提樹の木を植えて当寺を菩提山としたという伝説が残っているそうです。奥多摩新四国霊場八十八ヶ所の23番になるお寺だそうです。ちなみに、約千二百年前の平安時代初頭に弘法大師によって植えられた菩提樹の末葉は現在も翁樹神社の地にそびえ立ち悠久の時の流れを見つめておりますとありました。ところで、翁神社は、このお寺から少し先にある小さな神社です。
さらにしばらく歩くと、農家の軒先に大きなケヤキの大木が立っていました。
つづく