楽しいお散歩

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 自然豊かな多摩地区、そこには歴史の宝庫の神社仏閣もありますね。

そろそろ終わりかな

2023-06-21 12:32:49 | 日記

帰りの駅にも近くなったので、ここをよく見て行きましょう。

いろいろな文化財もたくさんあるようですね。

ここに立っている柱には、文化財についての説明が書かれています。

これは? ふつう神社には狛犬の石像が多いのですが、ここは犬のような変わったものです。後で神社についての説明でわかりましたが鹿ですね。

末社がいくつかあります。その中の稲荷社でしょうか、狛狐があります。

力石がたくさん置かれていますが、すべて床の面とくっついています。

本殿へと来ました。ところで、この神社は、「新編武蔵風土記稿」には春日神社とあって、「除地・二段五畝六歩・小名本村にあり、神体は木の坐像長五寸許・太神宮八幡を相殿とす。木の坐像各長五寸許、覆屋一間半四方、内に小祠を置、当村の鎮守にして、例祭は十月廿二日に修す、慈宏寺持」とあるように旧大宮前新田の鎮守で、大宮前開村の万治年間(一六五八〜一六六〇)に、農民井口八郎右衛門の勧請によって創建されたと伝えられています。祭神は、武甕槌命・経津主命・天児屋根命・比売命の四柱です。拝殿は明治十年、本殿は明治二十一年の建築です。境内末社に第六天神社、御嶽神社・稲荷神社があります。境内の石燈籠二基は文久二年(一六八二)十月の造立です。石造りの大神鹿一双は明治二十七年四月に、小鹿一双は明治三十三年四月に、それぞれ氏子の奉納といわれています。社殿前の「大宮前鎮守」の石碑は、この地域の地名変更に伴って”大宮前”の地名を保存する意図で造立されたと言われています。今も郷土芸能として”早間の大宮前ばやし”が例祭日に奉納されます。春日神社という歴史の流れから、あの狛犬ならぬ狛鹿があったのですね。それでは、これにて失礼します。

                    この稿おわり

 

 

 

 


さぁ、よく見て見よう

2023-06-17 12:06:58 | 日記

この慈宏寺というお寺には、ずいぶん石碑がいろいろあるようですね。

ここは、祖師堂というお堂だそうです。また傍には、こんな竹林もありますよ。

これは、珊瑚樹という珍木だそうです。

本堂に到着しましたが、門は閉ざされています。ところで、この慈宏寺とは、日蓮宗の寺院で、井口山と号します。大宮前新田開墾の名主・井口杢右衛門が開基となり、妙福寺16世の慈宏院日賢上人を開山に招いて寛文13年(1673)に創建したといいます。当寺の本尊は、二体ある「荒布の祖師」の一体で、日朗上人による作だといいます。檀家は新田開発に力をそそいだ人々が主体となりました。当山安置の「荒布の祖師」について、江戸名所図会にはつぎのように書かれています。
弘長元年(一二六一)日蓮上人が伊豆の伊東に流される時、日朗上人は「是非おともに」と願いましたが許されず、鎌倉に留まり日蓮聖人の無事を日夜懇願しました。ある日、浜に荒布を巻きつけた流木を見つめて持ち帰り、日蓮聖人の影像を二体彫り上げました。一体は座像で、目黒区の法華寺に安置され、後に堀之内妙法寺に移されました。もう一体は旅姿の立像で、当山の「荒布の祖師」です。創建当時の伽藍は明治十一年に焼失、現在の堂宇は昭和四十七年に建立されました。釈迦如来などの仏像と「荒布の祖師」は昔のままです。なお、当寺には明治八年に高井戸学校の前身である郊西学校がおかれました。とあります。

さて、ここを後にしてさらに進むと、

このような案内版がありました。近くを見ると、鳥居の先には神社の建物があります。

鳥居をくぐって、この神社を見て見ましょう。

                   つづく


その先には

2023-06-12 12:10:40 | 日記

しばらく歩くと

かなりの老舗なんでしょうね、お蕎麦屋さんです。閉まっているようで、残念ながら立ち寄れませんでした。

こんな説明版が立っていました。

慈宏寺というお寺に来たようです。最初に見た説明版には、円光寺というお寺について解説されていて、寺は、明治初年の廃仏毀釈で廃寺となりましたが、歴代住職の墓は現在地に残されました。また、本堂は慈宏寺(宮前三丁目)の本堂(昭和四十六年まで存在)として移築されました。本尊の馬頭観音も同寺に移され、現在は写経堂に安置されています。元禄(一六八八〜一七〇四)のころ、松庵新田の豪農仙蔵(のち杉田屋仙蔵)は、京都・智積院の僧・円光の指導を受け、苦労を重ね紫草の栽培に成功し、「江戸紫染め」を完成させました。仙蔵没後、その子が円光の助けを借り、花や唐草模様の優雅で憂いに満ちたこの江戸紫染めを広め、大変栄えたということです。円光寺は、この仙蔵が円光に感謝し建立したとも、また、円光が仙蔵の菩提を弔い、仙蔵が生前大切にしていた馬頭観音を本尊とし建立したともいわれています。

境内には、このようにいろいろな石碑が建っています。次回には慈宏寺について調べて見ましょう。

                   つづく