楽しいお散歩

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ
 自然豊かな多摩地区、そこには歴史の宝庫の神社仏閣もありますね。

江戸にあるのに何故、長崎?

2017-07-28 09:59:45 | 日記

 今日訪れたのは長崎神社、豊島区長崎にある神社です。長崎神社の創建年代は不詳ですが、長崎村の鎮守として信仰を集め、江戸時代の中期には十羅刹女社と称せられていました。明治の神仏分離令により十羅刹女神に代わり須佐之男命を祭祀し、氷川神社、そして長崎神社と改称し、現在に至ります。

入って行くと、大きなイチョウの木のご神木がありました。神社額は、山岡鉄舟による揮毫だそうです。

怖い顔をした狛犬もにらんでいます。

上からも別の狛犬がこちらをにらんでいました。

拝殿の傍には、不動明王像がありました。

ここは、あの赤い鳥居だと稲荷社でしょう。

 本殿は、嘉永2年に建立されたもので、拝殿は明治32年に建立され旧社殿は絵馬を納める額堂になっているそうです。元禄年間(1688-1704)に始まると伝えられる獅子舞は、五穀豊穣と悪病退散を願って江戸時代から長崎村の人々により伝承されてきた区内唯一の民族芸能として、平成4年に豊島区民俗文化財に指定されました。毎年5月の第2日曜日の祭礼では、氏子会や獅子達を中心とする地元住民により獅子舞が盛大に奉納され、9月の例大祭とともに多くの人々で賑わいます。

 

                                            つづく


涼しさに、癒される素晴らしい場所でした

2017-07-18 12:14:44 | 日記

諏訪神社を後にして、次の目的地へと向う途中で広い境内の一角で、こんな光景を目にしました。

次に向った場所というのが、ここ「ふるさと歴史館」です。

西武新宿線東村山駅の北,徒歩10分のところです。古代の東山道や中世の鎌倉街道など「みち」をテーマにして東村山の歴史を展示する資料館で,平成8年(1996年)に開館しました。  館内では東村山市で出土した土器や石器などをはじめ板碑,古文書,瓦塔,国宝「正福寺地蔵堂」の模型などを展示しています。このほか,東村山の歴史散歩コースの紹介や「雑木林とくらし」などの民俗展示コーナーもあります。駅から10分の場所で、月曜と年末年始は休館になります。

 ここは西武新宿線東村山駅の北西、徒歩約20分のところにある北山公園という場所です。新東京百選に選ばれている水と緑が豊かな東村山市立の自然公園で、昭和59年(1984年)に開園しました。 約37000平方メートルの広い園内は、花の名所にあげられ、菜の花、菖蒲、大賀ハス、コスモス、曼珠沙華などの花々が季節を彩り、中でも約170種・10万本ほどのハナショウブが毎年6月には一面に見事な花を咲かせます。また、7月の大賀ハスも見ごたえがありますね。 園内には野草や野鳥も数多いようです。東村山駅からは20分、西武園駅からは15分です。

 

つづく


清正公堂とは何ぞや

2017-07-12 09:27:32 | 日記

 先を目指して歩いていたら、何やら小さな祠があります。しかも、個人のお宅の傍ではありませんか?

近づいて見ると、清正公という表札が架かっています。さらに、中を覗いて見たところ・・・

立派な位牌が安置されていました。このお堂は、果たして何なんでしょう?隣接するお宅で、お話を窺がうこともできず失礼しましたが、恐らくは清正公を信奉されているご主人が祀ったものと思われます。あるいは、加藤清正公の血筋かご縁のあるお方かも知れません。

そうこうする内に、大きな鳥居が見えて来ました。

ご覧のように諏訪神社とあります。

ここは東村山です。しかも諏訪町というので出来た諏訪神社なのでしょう。そこで、調べたところ当地の桜井利兵衛氏が勧請したと伝えられ、徳蔵寺に当てた文書に貞享2年(1685)とあることから、貞享2年(1685)に創建したといわれています。化成小学校建設に当り、現在地へ遷座、昭和初期に浅間神社を合祀したと、ありました。中へ進みましょう。

なかなか立派な拝殿ですね。

石灯篭は、相当古いもののようですが、狛犬は新しいものでした。それにしても怖い顔をした狛犬です。

誰か、中を覗いているようです。

この神社は、明治の神仏判然令が施行されるまでは市内にある徳蔵寺の管理下にあったそうです。昔は、この周辺には素晴らしい杉林があり、徳蔵寺の本堂もその杉材で作られているといわれます。また、化成小学校の建設に当たっては境内の大部分を敷地に提供したとのことです。この辺は、養蚕も盛んで、ご婦人による織物を使ったお神楽を奉納して、祭りばやしが行われ伝統として指定無形文化財にもなっているそうです。

 

                                                                       つづく

 


今日はここ、東村山を訪れました

2017-07-04 11:15:11 | 日記

あいにくの天候の合間をぬって来たのがここです。

駅を降りて、この橋を渡って進みます。

道沿いに現れたのは、猿田彦神社といいます。

この神社は、東村山駅の開業以来、段々と増えて来た地区の住民の親しい結びつきを図る鎮守として祀られたそうです。昔からあったこの街道の「辻の庚申様」を祀ったもので、道を守ってくださる地区の鎮守としたものです。ちなみに、東村山の停車場は明治27年に川越と国分寺を結ぶ甲武鉄道と川越鉄道が東村山に工事用の仮施設駅を造ったのが始まりだそうです。その後、地元住民の希望で東村山停車場がつくられました。駅の西口には、それを記念した碑が建てられています。

説明版には、地域発展の守り神とあります。

明治28年8月に、東村山停車場が開業したことを祝って道の神として猿田彦大神を鎮守として創建されました。当地の周辺には旧道辻に庚申塔があり、それらを御神体として当地へ移したとされています。

こじんまりとした社殿には、はっきりとした表示で扁額が飾られていました。

 

                                          つづく