楽しいお散歩

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ
 自然豊かな多摩地区、そこには歴史の宝庫の神社仏閣もありますね。

最終地の瑞岩寺へ

2016-07-19 09:19:26 | 日記

 そのお寺は、かなり高台にありました。


山門をくぐり、中へ入ると出迎えてくれたのは可愛らしい小さなお地蔵さんでした。


 奥へ向うと、まだまだ沢山のお地蔵さんがお出迎えしてくれます。


 ここが拝殿です。ここは曹洞宗のお寺で、創建年代等は不詳ながら、室町時代の初期に山口氏の菩提寺として創建されたと伝えられています。
照室という方が開山したといいます。狭山三十三観音霊場6番です。


 扁額はこのように堂々としたものでした。


 これが山口氏三代のお墓です。ところで、山口氏は平安時代の末期、武蔵七党の一つ村山党から分かれ山口城に居住し、その後戦国時代にかけて武蔵武士の一員として活躍したことが知られています。
室町時代の初期に山口氏の菩提寺として創建されたと伝えられる瑞岩寺には、山口氏の墓塔が本堂西側に三基あり、いずれも五輪塔・宝篋印塔などの残欠部分で構成されています。特に向かって左側の塔の基礎部分には、「帰実禅門永徳三癸亥六月十三日」と彫られており、これは足利氏満と戦って永徳三年(一三八三)六月十三日に討ち死にしたという、瑞岩寺に伝わる山口城主・山口高実の位牌の紀年銘と一致しています。中世山口氏の消息を知る資料として貴重です。


 ここは無量堂といいます。


 梵鐘堂ですね。


 小さな祠ですが、赤い鳥居となれば稲荷社になります。

                                                      おわり


涼しさを求めて弁財天へ

2016-07-12 09:24:34 | 日記

 ここは、岩崎弁財天といい所沢市山口という場所にある小さな神社です。創建年代は不詳ですが、新編武蔵風土記には「溜井の中の小嶋に弁財天の小祠あり、瑞岩寺持なり」とあるそうです。


 やはり、池があり涼しそうに噴水までありました。


 境内はかなり広いようでしたが、拝殿はこじんまりした清楚なものでした。

 とくに扁額も見当たりません。


 境内の裏へ回ると、木蔭の下にひっそりと馬頭観音がありました。


 また、隅の方に庚申妙浄院とある小さな祠のようなものもありました。

                                                       つづく

少し先には小さな祠が見えた

2016-07-08 11:14:36 | 日記

 こじんまりした神社がありました。峰八雲神社というそうです。



この神社は、西の箱根ヶ崎の方から見て扇状に広がる三つの狭山丘陵の高台の最北端の嶺に位置する場所にスサノオの命を祀った神社です。
この地域には、古くから縄文式土器や弥生式土器が発掘されていて信仰の地としても崇敬されて来たようです。
天保年間に、清水家の当主・清右衛門というお人が住み着いて当社を興したとされています。以後、年々歳々祭祁による信仰が行われて来たものです。







 境内の片隅には、大日如来像も祀られていました。




ほかにも、木蔭の下に石橋供養塔が建っていました。

                                                 つづく