黒ウサギ外伝

本編『黒ウサギ的こころ』のブログです。

誤射

2011-10-18 17:11:46 | 野山
昨日(17日)の朝刊に下記のような記事があった。

【喜茂別】倶知安署は16日、エゾシカ猟の最中に、誤って釣り人を撃ちけがをさせたとして、
業務上過失致傷の疑いで、後志管内喜茂別町喜茂別、無職磯田弘容疑者(67)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は同日午後4時45分ごろ、同町中里の尻別川で、1人で釣りをしていた札幌市北区篠路、
無職青柳政文さん(34)を、同じ川岸の約200メートル離れた場所からライフル銃で撃った疑い。
青柳さんは左脚と背中を撃たれて重傷。青柳さんが携帯電話で警察に通報した。
磯田容疑者は誤射に気付き、青柳さんのそばにいたという。


どうやら命に別状はなかったみたいだが、とても痛ましい事件だと思う。

今年は(も)、エゾシカの個体数が多くなって減らす必要があるからか
エゾシカ猟の解禁が早く、10月1日から猟のシーズンが始まったそうです。

猟期が長くなれば、シカを減らす効果はあるとは思うけど、
10月初旬からだと狩猟をするには少し危険な気がしないでもない。

10月という時期は降雪も殆ど無いし、まだ落葉もしていないのが例年です。
となれば、当然見通しが悪く、誤射の危険性が高いでしょう。
しかも、釣りや登山、私のようにバイクで野山へ出かける人も多いはずです。

猟期を長くすることは、個体数管理には良い事とは思うけど、今回のようなリスクも高くなってしまいます。

だからって、私がここで結論を出す気はありませんので悪しからず。

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それは置いといて・・・

誤射したのは、午後4時45分ですから、薄暮を過ぎて暗くなる一歩手前の時間でしょう。
その状態で200m離れた人間に2発撃って2発とも命中したんですから、ハンターだってベテランのはず。
そんなベテランでも、こういうミスを犯すんだから、野山に出かける際はプーさん対策同様に
野山では目立つ服装が良いと思ったのでした。



コメント (6)
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