鹿ドン事故から4週間が経ちました。
体の方は、肩が痛いというか重い感じはあれど生活に全く支障なくなりました。
クロスカブの方もウインドシールド(要交換)以外は修理完了して鹿ドン前の状態に戻った。
そして退院後、仕事も以前と同じになり、少しだけ余裕が出てきたので、事故当時の状況を振り返ってみる事にした。
この時もトラックログを取るためにガーミンのGPSを積んでたから、事故現場をピンポイントで調べる事が出来るので見てみます。
まずは、地図にログを落してみます。
大体この辺りで鹿ドンして、画像右(東)方向へログが行ってるのは、JAFさんにクロスカブが運ばれて行ったログも残されてます。
これが鹿ドン時の詳細なログデータで、青い色の部分で衝突直前の速度と時間が分かります。これを見ると衝突直前の速度が47.2キロで、その後44.1キロ、そして衝突時が17.4キロで、その方位角度が47度から37度そして314度になってるから、この時バイクが倒れて向きが変わってるのが分かります。
地図上の場所としては、人が写ってる所です。
そこで思ったのがスピードなんです。今回は、1時間当たりの平均巡航速度を45キロと設定してたので、この速度を維持するには55~60キロの速度で走らなければいけませんが、ガスがかかった状態なので、その速度に達して走行してる時間はわずかです。
5万の地図だと鹿ドン地点は
ここでした。
ドライブレコーダーの衝突直前の画像がこれ。
グーグルマップだとここだから、道路標識を見ると間違いなく鹿ドン地点はこの少し先です。
でね、何度も書いた通り、鹿ドン防止策として考えたのが、夜は走らない事と、走っても速度を10キロ落として走る事ですけど、時速47キロで走ってて鹿ドンして骨折するわけだから、更に速度を落して走るとなると40キロ弱まで落さなければいけません。となると殆ど距離を稼げないとなります。だったら昼間だけ走れば良いとなるが、昼間だって危険性はゼロじゃありません。いやはや事故防止策の決定打に欠ける現場検証です。
ちなみに、ここまでずっと人家の無い真っ暗な道だったわけですがね。
あと400m走れば人家や自販機に辿り着いたので、なんかやるせない気持ちになりました。
というわけで、傷が癒えたらこの自販機まで、現場検証ツーリングに行きたくなった。