川越雑記帳2(川越見て歩き)

カモの群れハトも混ざりて大賑わい/獲物求めて白鷺1羽(新河岸川)

新河岸川の桜はまだ冬の姿のままである。
その枝越しに、1羽のシラサギ(ダイサギ)が見えた。


シラサギは、ゆっくりとした足取りで魚をねらっていた。


精進場橋を過ぎると、こんどはカモの群れが泳いでいた。


群れの泳ぐ方向に行くと、岸には更に多くの群れがいた。
何度か見ているヒドリガモのようだ。


いつものように岸のカモは、一心に餌を啄んでいる。
しかし、数は以前見たものより少ない。
だいたい半分くらいに見える。


上流の方を見ると弁天橋の先にもカモの群れがいる。
水面にも岸にも多くの群れがいる。
どうやら、橋の両側で2つの群れに分かれているらしい。


橋の上から見ると、水面、岸ともこちらの方が数が多い。
近づくと逃げられてしまうかも知れないが、群れのいる土手のほうへ行ってみることにした。


河原には桜の木が影を落としている。
そこにカモがいると思っていたが、最初に目に入ったのはハトの群れだった。
その向こうの水面には、カモが泳いでいた。


さらに右手の方を見ると、カモの群れがいたが、よく見るとここにもハトの姿がある。
ハトはハトで群れていると思っていたが、そうではなかった。


ハトの中には走ってカモの群れに入るものもいるが、カモたちは気にするようすはない。
この写真を後で見ると、ムクドリも1羽混ざっていた。


土手を歩きながら群れを見ていたが、群れの端の方までハトはカモの群れに入りこんでいた。


少し先では、また1羽のシラサギがいた。
先ほどのシラサギと違い、羽が少し乱れている。
しかし、1羽だけでゆっくりと歩む姿は全く同じである。
カモ達が大きな群れを作っているのと対称的である。


獲物を捕る側のシラサギと、獲物になる可能性のあるカモとでは戦略が全く違う。
カモとハトは、同じ立場なので仲良くしていられるようだ。

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