川越雑記帳2(川越見て歩き)

旧上尾街道


 今年の春、桜の写真を撮りながら、氷川神社の裏の橋のところまできた。
氷川神社の裏にも入口があり、石段を上ると本殿の裏に出る。

 その入口の右手角に、市内で良く見かける案内板が立っていた。
何の案内板かなと思って近づいて見ると、「旧上尾街道」と書いてあった。

 その説明には、次のように書いてあった。
「この坂道は、明治時代まで上尾街道として人々が往還し、上尾街道はここから東に水田地帯を貫いて入間川、荒川の流れを渡り、上尾宿(現在の上尾市)に至る中山道の脇往還としても大切な役割を果たしていた。」
 さらに、新河岸川の舟運が発展するまでは、荒川が物資輸送の大動脈だったので、老袋河岸や上尾川の平方河岸が栄え、この街道は、人馬の往来がしきりであった、とも書いてあった。


 この道を通ったことが無かったので、坂道を上ってみた。
道は氷川神社の西側に沿ってゆるく曲がりながら上っている。
神社側は今では珍しい竹垣になっている。

 坂の上から写真を撮ろうとしたとき、一人の自転車に乗った女性が上って来た。
カメラを下ろして、待っていると、軽く会釈しながら通りすぎていった。

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