川越雑記帳2(川越見て歩き)

カイダンクズシ(カイダンコワシ)

パタッ、パタッ、パタ、パタ、パタパタパタ。
うわ! また出た。

朝の赤羽駅。埼京線の電車を降り、人とぶつかり合いながら階段を下り始める。
5、6段下りたころ、後ろから、「パタッ」という音がする。
続いて、「パタ、パタ」、さらに、「パタパタパタ」とテンポが上がる。
明らかに、後ろから階段を下りてくる。

その音は、壁面に囲まれたトンネル状の空間に反響する。
特に、上部からの音はすさまじく、朝の寝ぼけた頭にキツイ。

階段に恨みがあるのか、通勤・通学する人間が憎いのか。
これでもか、これでもかと階段を壊すかのように叩き続ける。

おそらく、硬いヒールを叩きつけているのだろうが、振り向いて見れる状況でもなく、
その正体はいまだ不明である。

前の方を歩く、それらしいものを見たことはあるが、下の場合は音が小さく感じられ、
本物かどうかは分からなかった。

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