川越雑記帳2(川越見て歩き)

ペット・セマタリー

小ヶ谷にある最明寺へ行くつもりで、川越水上公園の直ぐ前の道を右折した。
最明寺の門前に出るかと思ったら、霊園の裏に出てしまった。
お墓の向こうに、本堂の屋根が見えている。


日本式の普通の霊園かと思ったら、手前の角に洋風の塔が立っていた。
それほど大きくはないが、白い壁の上にいくつもの黒い尖塔がついている。。
一瞬何だろうと思ったが、直ぐ答えが出た。
そばに数本ののぼりが立てられ、「ペットのお墓」と書いてある。



塀の切れた方へ行って見ると、入口に花が置かれ、両側に塀のある道が造られている。
道は左にカーブし、その先に塔が立っている。
塔の脇には、犬と猫の石造が置かれている。
塔の中央にドアがある。中に祭壇でもあるのだろうか。

塀を良く見ると、中段に棚があり、小さく仕切られている。
一つ一つがお墓になっているようで、何箇所かすでに使われている。

今はペットブームらしく、ペットを家族同様に思う人が増えているらしい。
そういう人にとっては、このようなお墓も必要なのだろう。

このように明るい場所にあるお墓なら、スティーヴン・キングの小説のように、ペットが生き返る心配はなさそうである。

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