川越雑記帳2(川越見て歩き)

古代蓮2・善長寺

 伊佐沼の他にも、蓮の花を見ることのできる場所がある。豊田本の善長寺である。
 尚美学園大学の前の道を西へ行くと、太田街道にぶつかる。そこを左折し、直ぐの交差点を右折し、最初の道を左折したところに善長寺がある。
 左折した道を少し曲がって直進すると、右手に門がある。門を入ると正面に楼門があるが、その手前右手に池がある。「放生池」と書いてある。
 ここに蓮があるのを知ったのは偶然であった。池辺に行く道を探していて、たまたまこの寺の前に出た。
その時は、冬だったので、蓮は枯れて、蜂の巣状の部分が目立っていた。池の反対側には、「古代蓮(大賀蓮)」と書いた杭が立てられていた。周りの雰囲気も良く、花の時期にまた来て見たいと思っていた。
 伊佐沼の蓮の開花状況を見ると、善長寺の蓮も同じかなと思って行って見た。

  
善長寺の蓮は大きく成長し、特に南側は葉も花も大人の背丈を越えていた。伊佐沼と違い、岸と水面がほぼ同じなので、花を下から見上げるようになる。

  
池の中央に、鉄製の太鼓橋があり、そこに立つと上から見ることができる。
花は伊佐沼ほど多く咲いてはいなかった。蕾や開きかけのものが多かった。見ごろには少し早かったかも知れない。
池に石の仏像もあり、蓮の上に座っているように見えないこともない。
お墓参りの家族連れなども、橋を渡って蓮の花を見ている。写真を撮るご夫婦もいた。
そのご夫婦が見終わって帰るとき、奥さんが振り返って、「ありがとうございました」と頭を下げていたのが印象的であった。

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