川越駅から続くバス通り、バス停そばの石造りの塀の下にヒメツルソバが咲いていた。
塀と縁石のすき間に生えているようだ。
帯状に生えていて、全体に良く花が咲いている。
よく見ると、白い花と少しピンクの花が混ざって咲いている。
少し離れて、門の直ぐ脇にも咲いている。
ここは、道の反対側に大きな建物はなく、一日中陽が当たっている。
同じ日、川越工業脇の細道のヒメツルソバを見ると、以前と大分様子が違う。
縁石に沿って陽の当っている所は、花が咲いているように見えない。
一番端は、奥の方は咲いているが、手前はベタとしている。
その先は、植木の下の日陰に花はあるが、陽当りの良い所は枯れているように見える。
近づいて見ると、木の下には以前と同様多くの花がある。
一方、手前は花はあるようだが、茎も葉も萎れている。
植木がない玄関下の所は、壁下に花はあるが、手前にはない。
近くでボタンクサギの萎れたのを見たのと同じ日だったので、同じ寒波にやられたようだ。
植木の下や壁の近くは霜が下りず、助かったのだろう。
ヒメツルソバは寒さに強いと思っていたが、案外そうではなかった。
しかし、寒さに負けたのは上の方だけで、根の方は元気なので、すぐ復活するという情報もある。