川越雑記帳2(川越見て歩き)

石碑裏アカメガシワの花が咲き(喜多院・故周防守松平寛隆公舊塋碑)

喜多院の本堂裏、松平大和守廟所の参道脇に石碑が建てられている。
その石碑を右に見て通り過ぎようとしたが、あれと思って足を止めた。
こちら側からは石碑の裏しか見えないが、その傍に木が生えている。


木はアカメガシワのようで、ちょうど花が咲いていた。
いつも通る度に見ている石碑だが、今まで特にこの木に気付かなかった。
その少し前に、富士見橋近くでアカメガシワを見ていたせいかも知れない。


アカメガシワは、石碑と基壇のすき間に根を下ろしていた。
横向きに枝があるが、これは上を覆っている大木の枝が落ちて挟まったようだ。


石碑の正面に廻ると、上部に「故周防守 松平寛隆 公舊塋碑」と浮彫されている。
碑文の最後の方に、「参議木戸孝充題額」とあるので、この題字は「木戸孝充」が書いたものだと分かる。
漢文で書かれているので読まれていないと思うが、川越の最後の藩主「松平周防守」に関する石碑である。


このままアカメガシワが成長すると、石碑に影響するかもしれない。
貴重な石碑だと思うので、アカメガシワには可哀そうだが、早めに処置したほうが良さそうだ。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「川越散歩」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事